盛岡タイムス Web News 2015年  3月  5日 (木)

       

■  滝沢中央小問題 公約履行で建設求める 市議会緊急質問 当局の見通しただす


 滝沢市議会は3日、同市議会3月会議で滝沢中央小の建設延期について緊急質問をした。工藤勝則(一新会)、桜井博義(共産)、武田哲(しののめ会)、高橋盛佳(新志会)、柳村一(無所属)の5氏が登壇。23日の市議会議員全員協議会で、議論をする場がほしいと議員から意見が相次ぎ、同市議会の黒沢明夫議長が緊急質問という形で議論の場を設けた。

  工藤氏は「市長は市長選で『市の財源は大丈夫』『人道橋、中央小の建設も予定通り建設する』と演説した。市民との公約と考えるが、このことを考えているか。交流拠点施設とではどちらの優先順位が高いのか」とただした。

  柳村典秀市長は「市長選挙で示した基本政策に変更はない。選挙時点で建設費がこれほどまでに高騰し、国の補助金などとの関係から、一般財源が増高することを掌握しきれず、当初通りの予定で進められなかった。交流拠点施設は図書館、防災広場などを集約した施設。将来の市の発展を考え、どちらも重要と考えている」と答弁した。

  高橋氏は「国に補助金の単価増額などを訴えるというが、市長会と連携するなど全国的な動きはあるのか。国に対してはどのようなルートで進めているのか」とただした。

  柳村市長は「建設費の高騰対策については市長会を通じて要望などをしている。基準単価の見直しと補助金の追加交付を訴えていく。これまでも政府に対する陳情には衆議院議員の鈴木俊一氏を通して行っていた。5日に鈴木氏の秘書に同行して文科省を歩く予定。一度ではなく、予算が決定する11月から12月など何度も足を運び、予算を補助金に多く配分してもらうように動きをしたい。併せて県内選出の国会議員全てを回り、多方面から実情を訴えていく」と答えた。

  桜井氏は鵜飼小などの児童数ピーク時の対応について「教育の立場から考え、教室の校舎だけでも優先的に建てることはできないのか。子どもの学習環境に対応すべきではないか」とただした。

  佐藤恭孝市教委委員長は「建設工事を分割するのは難しい。校舎と体育館を分割する方法は面積の削減など、総合的に計画したが校舎と体育館は一体的な整備を計画する。分割した場合、体育館がない状態で授業を行うことになり教育上好ましくない」と答弁した。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします