盛岡タイムス Web News 2015年  3月  15日 (日)

       

■ 盛岡市長選 内舘茂氏(会社役員)が表明 現職と8年ぶり選挙戦へ


 

     
  次期盛岡市長選への出馬を表明した内舘茂氏  
  次期盛岡市長選への出馬を表明した内舘茂氏
 

 盛岡市大通の会社役員、内舘茂氏(48)は9月1日の任期満了に伴い行われる盛岡市長選挙に出馬表明した。同市内で14日、記者会見した内舘氏は「青年会議所などで経済の活性化やまちづくり、ボランティアをしてきたが、やはり実際の盛岡を変えていく、良い盛岡にしていくにはその活動だけでは難しいと感じていた。大好きで愛している盛岡をなんとかしていくには、勇気を持って政治の世界に踏み込んでいかなければできないと考えた」と出馬の経緯を語った。無所属で出馬し、今後政党や県議会会派に推薦要請していく。盛岡市長選への出馬表明は、現職の谷藤裕明氏(64)に続いて2人目。内舘氏の出馬表明で、2007年以来8年ぶりの選挙戦が濃厚となった。

  内舘氏は、現在の谷藤市政に対し「大きな問題もなく安定的に市政をしていることは評価する。一方で、みんなが市政に参加している感覚がない。私の周りでも盛岡の市政なんて関係ないと他人事のような市民が多い感じがする。私はもっと市民が参加できるようにしていきたい」とした。

  訴える政策として「創る」をテーマに▽市民・団体の知恵と力を集めたにぎわいの創出や意欲ある市役所職員とともに新しい市役所をつくる「全員参加のまち盛岡を創る」▽発信力強化や地産外消の徹底による「観光のまち盛岡を創る」▽女性が働きやすい環境や地域全体で子どもを教育する「女性と子どもが輝くまち盛岡を創る」―ことを掲げた。

  会見には高校の同級生で、自身が後援会青年部長を務める民主党の階猛衆院議員も同席。内舘氏は「政治家ということ以前に人間として心から信頼している」とし、あくまでも友人の一人としての出席で、早ければ週明けにも全政党、全会派に推薦要請を行う考えを示した。

  階氏も「私自身も無所属で幅広く推薦を求めた方がいいのではと言った。盛岡市を良くすることでいうと、全党、全会派とも異存がないわけで、幅広い人たちに協力を得た方が市政はうまくいくと思う。その中で、私は個人的なつながりもあり、市政を任せるにふさわしい人物だと思っているので可能な限り彼を支えたい」とした。民主党県連としては15日の常任幹事会で、正式要請を前提に階氏に内舘氏の推薦が一任されるとみられる。

  内舘氏は、同市出身で、盛岡一高、学習院大卒。02年盛岡青年会議所理事長、03年日本青年会議所岩手ブロック協議会長などを歴任。現在は県高校PTA連合会会長、盛岡一高PTA会長、県法人会連合会青年部会長、盛岡商議所青年部理事などを務める。資材卸会社の丸乃タイル代表取締役社長、建設設計会社の理創生活代表取締役。

  盛岡市長選をめぐっては、現職の谷藤氏が2月の市議会定例会の施政方針演説で無所属での4選出馬を表明。前回11年の市長選は、東日本大震災津波からの復興を優先するため民主党などが対抗馬擁立を見送り、谷藤氏が無競争で3選を果たした。

 


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