盛岡タイムス Web News 2015年  3月  22日 (日)

       

■ 夕顔瀬橋から流通センターまで4車線に 盛岡和賀線 飯岡・羽場工区が開通

     
  盛岡和賀線飯岡・羽場工区の全線開通を祝い行われたテープカット  
  盛岡和賀線飯岡・羽場工区の全線開通を祝い行われたテープカット
 


  主要地方道盛岡和賀線の飯岡・羽場工区が21日、全線供用開始された。同日開通したのは全長3・4`区間のうち、バイパス部分の飯岡工区1・8`。盛岡市本宮大宮地内の現地で行われた開通式には盛岡広域振興局や施工業者、地元関係者ら約40人が参加。テープカットなどのセレモニーに続き、来賓らの車両がパレードを行い、午後2時からは一般車両の通行が開始された。

  盛岡和賀線は、同市を起点として矢巾町、紫波町、石鳥谷、花巻市を経由し、北上市に至る総延長51`の県道。本県を南北に縦貫する国道4号の代替機能を有し、沿線の産業、経済活動や日常活動を支える重要な路線となっている。中でも交通量の多い飯岡・羽場工区について、2000年に羽場地区から飯岡地区に至る延長3380bの道路工事に着手した。04年には鹿妻堰から南側の羽場工区1・6`を2車線で暫定供用し、14年11月に同工区の4車線供用が開始された。

  今回、飯岡工区1・8`が開通することで、夕顔瀬橋から岩手流通センターまで4車線でつながることとなる。同工区は地下水が高く、有機質を含む粘土質の地盤であったことから将来にわたって沈下しない道路とするため地下2b付近まで砕石と置き換えるなど地盤を強化する工法で施工された。車道幅員が3・25bで片側2車線、歩道は幅員が4・5bで両側に設置され、現道に比べ格段に全幅が広くなっており、歩行者や自転車をはじめ、車両が安全に通行できる構造となっている。

  開通式で盛岡広域振興局の杉原永康局長は「14年の歳月、総事業費49億円余りを投入し、整備を進めてきた。今回の開通により、安全で安心な動線が確保され、地域間の交流を促進し、産業経済の交流など多大な効果を及ぼすものと期待している。県としても今後とも産業振興を支える道路ネットワークの整備、安全で安心な生活を支える道路整備を着実に進めたい」とあいさつ。

  来賓の谷藤裕明盛岡市長は「飯岡・羽場工区は市街と流通センターを結ぶアクセス道路であるとともに、小中学校の通学路でもあり、通勤通学時の慢性的な交通渋滞が生じ、4車線化、バイパスの整備が望まれていた。本日の完成は、交通渋滞の緩和や交通安全の確保はもとより、流通機能の強化、災害時の緊急輸送道路の機能強化にも大きく寄与する」と全線開通を喜んだ。

  開通式後には、地元大宮さんさ踊り保存会のメンバーによる踊りの披露が行われる中、式出席者の車両が真新しい道路を通行した。地元住民も沿道で開通を見守った。地元の越場敏昭さん(64)は「職場までの時間が短縮される。渋滞などの緩和にもつながればありがたい。この地域は中学校もあるし、歩道がだいぶ広くなったので子どもたちの安全にもつながるのでは」と話した。


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