盛岡タイムス Web News 2015年  3月  29日 (日)

       

■ 自民党県連大会 最大会派維持へ気勢 知事選 「開かれた県政」に擁立へ 政府与党と信頼関係(棚橋幹事長代理)

     
  地方選勝利へ頑張ろうコールでこぶしを上げる自民党県連の定期大会  
   地方選勝利へ頑張ろうコールでこぶしを上げる自民党県連の定期大会
 


 自民党県連(鈴木俊一会長)の定期大会は28日盛岡市内で開かれ、本年の地方選挙での必勝などが盛り込まれた2015年運動方針、大会アピールなどが了承された。鈴木会長は県議選について空白選挙区を解消し、党公認または推薦候補擁立による引き続いての第1会派確保を強調した。知事選については「幅広い県民の基盤に立った開かれた県政へ、ふさわしい人を擁立したい。もうしばらく私はじめ執行部の努力にお任せいただきたい」と訴え、現職の達増拓也氏(50)への対抗馬擁立を改めて明言した。

  鈴木会長は知事選について「今の閉塞(へいそく)感ある県政を転換しなくてはならない。県庁には優秀な役人が多数いるが、県のトップが岩手の具体的な方向を示さない現状で、単にルーティンの仕事に明け暮れている。宝の持ち腐れ」と述べ、達増知事をけん制した。

  その上で「優秀な県庁の人を大いに活用できるリーダーシップのある力強い県政を作っていかないといけない。特定の基盤に立っている県政ではなく、ふさわしい人をぜひ擁立したい。本日この時点でまだ具体的に申し上げる段階にないが、もうしばらくお任せを」と求めた。

  同日は党本部から棚橋泰文幹事長代理が出席したほか、来賓に友党公明党の小野寺好県本部代表、県議会無所属会派いわて県民クラブの小田島峰雄代表、県市長会長の谷藤裕明盛岡市長、業界団体関係者ら来賓が多数出席。今回は達増知事を招待しなかった。

  棚橋幹事長代理は知事選について「県連の議論を注視し、状況をよく見極めながら県連と綿密な連携を図った上で党本部として適切に対応したい。政府与党と信頼関係を築ける県政を円滑に運営していける方を選ぶのを願う」と述べた。県議選は現有議席を上回る当選へ「最大限支援していく」と激励した。

  県議選では、進退を明らかにしていない党現職もいる。同日の大会最後の頑張ろうコールでも続投表明した現職県議が登壇するセレモニーが見送られた。党本部から公認などを申請する期限が「5月半ば」と指示されており、それを踏まえ、総決起大会を早ければ夏前にも開く考え。

  鈴木会長は知事選の候補擁立の発表めどが6月になるか問われ、「そうなるかもしれない。お盆まで持ち越す必要はない」と述べた。


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