盛岡タイムス Web News 2015年  4月  1日 (水)

       

■  ほまれの錦木ふるさとへ 十両昇進 県勢6年ぶりの関取に


     
  夏場所から十両に昇進する盛岡市出身の錦木関  
  夏場所から十両に昇進する盛岡市出身の錦木関
 

 大相撲夏場所で新十両に昇進する盛岡市出身の力士、錦木関(24)=本名・熊谷徹也、伊勢ノ海部屋=は31日、盛岡市役所を表敬訪問した。錦木関は、西幕下2枚目で臨んだ春場所で5勝2敗と勝ち越し、本県出身の力士としては四ツ車以来6年ぶりの関取となった。両親と県相撲連盟(玉澤徳一郎会長)関係者とともに表敬した錦木関は「十両に上がれたので、地元のためにもいい報告ができた」と故郷に錦を飾れたことを喜んだ。

  錦木関は、3兄弟の三男。米内中時代に相撲を始め、自身も国体や全国大会に出場した父親の熊谷建さん(51)が、相撲の基礎を教えてきた。中学卒業後、伊勢ノ海部屋に入門。185a、153・6`。左四つの相撲が得意。今回は30日に帰省し、4月1日まで滞在の予定で、31日は出身校の米内中を訪れて十両昇進を報告し、生徒と記念撮影もしたという。

  錦木関は「十両に上がるのが最初の目標なので、上がれたのはうれしい。周りからも早く上がってほしいという声が大きく、上がるのも早くはなかったので、その分みんなうれしいのでは。地元のためにも、復興のためにもいろいろと役に立てれば。一番一番大切にとって、一つでも多く勝てるように頑張りたいので、皆さん応援よろしく」と話した。

  十両昇進に伴い、今後は取り組みも7日間から15日間となる。「15日間はまだやったことがないので、実際にとってみないと分からないが、15日間ずっと気持ちを切らさず、相撲はとっていきたい。最初は勝ち越しを目指して、それから一つでも勝ち星を多くとれるように頑張りたい。派手さはないが、地味にでも基礎をしっかりとした相撲をとる」と目標を語った。

  表敬には建さん、母親の百合子さん(54)も同席。建さんは「結構周りにもう少しだねと言われていたが、なかなか上がれなかったので、ほっとした。みんなに好かれるような力士になり、前に出るような相撲をやってもらいたい」、百合子さんは「なかなか上がれなかったのでほっとした。今後もけががないように、いくらでも上に上がれるように頑張ってほしい」と話した。

  谷藤裕明市長は「関取までもう一歩ということで大いに期待していたが、ついに十両に昇進し、大きく成長したことをみんな喜んでいる。これからがまた大いに楽しみ」と今後のさらなる活躍に期待した。


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