盛岡タイムス Web News 2015年  4月  5日 (日)

       

■ 櫻山参道を花嫁行列 宮城県の加藤夫妻 春陽も通行人も祝福

     
  櫻山神社から県公会堂まで参道を行列した加藤由宏さん、綾さん夫妻と親族ら  
  櫻山神社から県公会堂まで参道を行列した加藤由宏さん、綾さん夫妻と親族ら
 


  大安の4日、盛岡市内丸の櫻山神社から県公会堂までの参道を練り歩く花嫁行列が行われた。宮城県富谷町の会社員加藤由宏さん(33)、綾さん(31)夫妻が公会堂多賀の協力で企画したオリジナルウエディング。参道では通行人や観光客からも祝福され、忘れられない結婚式・披露宴となった。公会堂の披露宴はこれまでも開かれたが、参道を使った花嫁行列は初めて。

 正午から櫻山神社で神前式が行われ、午後1時に境内から参道地区へと行列が始まった。10分ほどで披露宴会場の県公会堂まで練り歩いた。

  神職を先頭に、ちょうちんを携えた親族らの先導で、長持ち唄が披露される中、加藤さん夫妻ら総勢50人が参道を行進した。飲食店前に並んでいた市民や通行人らが白無垢(むく)姿の綾さんに見とれ、「とても素敵」と嘆息を漏らしていた。

  由宏さんは奥州市、綾さんは青森市の出身。結婚式は互いの中間地点で開こうと考えた。見ず知らずの市民らからの温かい見守りに「参道の皆さんにも祝福してもらえた。楽しんでもらえたかな」と綾さん。由宏さんも「とにかく天気が良くて皆さんに見守られながら行列ができて、思い出に残る結婚式になった」と頬が緩んだ。

  2人はクライミングジムで知り合ったアスリート同士。昨年8月に婚約。自分たちだけのウエディングを企画した。建築設計の仕事をしている綾さんがインターネットで県公会堂でのウエディングを知った。近隣には櫻山神社もあり、結婚式と披露宴を内丸かいわいで催すことに。式、披露宴には親族、友人ら約80人が集まった。

  青森市から出席した綾さんの父木村柾栄さん(62)、母あい子さん(62)は41年前の同日が結婚記念日。あい子さんは「私たちもちょうど本日が記念日。とてもうれしい」と笑みがこぼれた。柾栄さんは「とても良かった。天気が協力してくれた」と、娘の晴れの日に目を細めた。

  同日の盛岡は最高気温が4月下旬並みの17・9度まで上昇し、晴天に恵まれた。


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