盛岡タイムス Web News 2015年  4月  26日 (日)

       

■ 知事選 達増氏を支持 民主党県連 県議選は公募、生活と調整 選挙区事情配慮も


 

     
  知事選や県議選などの対応について協議された民主党県連の常任幹事会  
  知事選や県議選などの対応について協議された民主党県連の常任幹事会
 

 民主党県連(黄川田徹代表)の常任幹事会は25日、盛岡市内で開かれた。この中で任期満了に伴う知事選(8月20日告示、9月6日投開票)について、前回決めた独自候補の擁立断念を踏まえ、現職の達増拓也氏(50)支持を表明した。ただし支持の在り方は地域事情を踏まえ、個々の判断を尊重することを確認した。同日選の県議選(8月28日告示)は生活の党県連(小沢一郎代表)との候補者調整について週明けから情報交換を始める考え。10月の参院補選については主戦論で臨む方針。

  達増県政については「限られたマンパワー、予算の中で県政に真摯(しんし)に取り組んでいることは一定の評価に値する」と評価。「ただ被災地の復旧事業の加速化、(標ぼうしている県民党という)政治姿勢の明確化について(県民理解など)さらなる努力が必要と思われる」と指摘している。

  達増氏支持の背景には平野達男参院議員(60)が出馬表明し、自民党県連の全面支援を受けることがある。黄川田代表は中央政界で自民と対決する立場から「平野さんは党を除籍されており、党本部、県連としても応援できない」と説いた。

  平野氏転出で10月に予定される参院補選については「今まで非自民の議席を維持してきた。これを守っていく必要がある。積極的に候補者を擁立することで三役に一任いただいた。候補者を内定し、最終的には常幹で決める」(高橋元幹事長)ことを確認。2カ月連続する知事選、参院補選とも非自民を貫く。

  一方、知事選における達増氏の支持の在り方については、必ずしも一致して取り組めない地域事情がある。

  高橋幹事長はこれを踏まえた県議の対応について「選挙区事情を抱えており、全て同じ形でというのは難しい面もある。その点は互いに理解し、まず県議団は再選が最重要だ」と述べ、県議個々の判断を尊重する考え。

  仮に選挙区事情で平野氏を応援することになった場合も「達増氏も平野氏も(党分裂前は)かつての同志。活動に揺れが出るのは人間として当然であり、それを一概に党則に沿って処分することはない。仮に応援マイクを握ったりすれば、それだけは控えてくれとは話すかもしれない」と説明した。

  また、達増氏の三選を支えるため政治団体「希望郷いわてを実現する会」が設立された。県議で参加しているのは全6人のうち共同代表に名を連ねる高橋幹事長一人。黄川田代表は「党公認・推薦なら県議団が全員参加して戦うが、自発的な自らの判断でお願いする」と述べた。

  これらを踏まえ、県議選については5月1日から全選挙区対象に、特に空白区の擁立へ向けて新人公募を開始する。県連としての人材発掘も同時に進める。生活の党県連から申し出のあった選挙区の候補者調整も並行して協議に入る。目標である議席2桁獲得の達成に取り組む考え。

  6月21日に盛岡市内で開く県連大会に合わせて候補者のお披露目を目指す。


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