盛岡タイムス Web News 2015年  4月  28日 (火)

       

■  〈おらがまちかど〉55 盛岡市 繋地区 温泉街に名水も湧く 藤倉の水 グルージャ選手の必需品(佐々木貴大)


     
   地域に愛される名水「藤倉の水」と、愛飲するグルージャ盛岡の吉岡選手  
   地域に愛される名水「藤倉の水」と、愛飲するグルージャ盛岡の吉岡選手
 

 盛岡市繁の藤倉神社敷地内にある湧き水、通称「藤倉の水」は、地域の名水として多くの人たちに愛されている。最近では、同地内の市つなぎ多目的運動場で日々の練習を行うサッカーJ3のグルージャ盛岡が練習時の給水用ドリンクとして活用。熱く戦う選手たちを陰で支える、爽やかで力強い味方となっている。

  藤倉神社は1394(応永元)年に創建され、以来、繋村の鎮守として信仰されてきたと伝えられている。毎年6月には山頂の権現様を参拝する「水祭り」も執り行われているという。

  湧き水は水神様を祭る箱ケ森が水源とされ、神社の鳥居の脇に流れている。古くから地元の生活用水として住民に活用されているほか、最近では季節を問わずに多くの人が水くみに訪れているという。

  市つなぎ多目的運動場では、冬季間水道が使用できない。繋地区に選手寮などを持つグルージャ盛岡では、水道休止期間中の練習時のドリンクとして、藤倉の水を使用している。藤倉の水は選手たちにも好評で、中には練習後に水をくんで帰り、自宅で料理などに使用する選手もいるという。

  練習や試合以外の時間はつなぎ温泉観光協会で働いているグルージャ盛岡の吉岡航平選手は「普通の水とは一味違う。地域で大切にしている水を飲ませていただいているので、その力をもらってサッカーで活躍できたら」と話していた。

  藤倉神社の住所は、盛岡市繋字舘市73の1。県道172号からは、繋幼稚園や繋小学校、繋中学校の裏手に位置する。観光協会が設置した「ひゃっこい水」の看板が湧き水の目印。
  (佐々木貴大)


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