盛岡タイムス Web News 2015年  4月  29日 (水)

       

■  矢巾町川村町長 医大移転で健やかな町 町政4期に幕 スマートICなど実現


     
  16年の町長生活を振り返る川村光朗町長  
  16年の町長生活を振り返る川村光朗町長
 

 川村光朗矢巾町長(74)は29日で4期の任期を終える。16年間の町政を締めくくるにあたってインタビューした。任期中は「日本一健康な町やはば」を提唱し、手厚い福祉政策を展開するとともに、積極的な企業誘致やインフラ整備を推進。近年では2019年に附属病院の開院を控える岩手医大の総合移転や、東北自動車道に連結する矢巾スマートインターチェンジの整備を実現した。職員時代から55年にわたり、町政にかけた思いを語った。(聞き手・山下浩平)

  ― 任期満了を控え、16年の年月をどのように捉えているか。

  毎年毎年、おかげさまで動きが激しく、休む暇がなかった。次から次へと課題に取り掛かり、新たなプロジェクトが作られた。長いようで短く、短いようで長い16年だった。退任後、これといって楽しみにしていることはないが、私自身は農家。リンゴを育てながら、楽しむ農業をしていきたい。

  ― 町政に対し、貫いてきた信条は。

  感謝と謙虚。また、町政にも人生にも共通することであるが、良い時もあれば悪い時もある。悪い時も続かず、良い時も続かない。私が農政係長を務めている頃の経験に基づいたもので、このような、まじない的なものも胸に刻み執行してきた。

  ― 一貫して日本一健康な町やはばを掲げてきたが、その思いとは。

  2002年、国保ヘルスアップモデル事業で本町が選出されたことがきっかけとなった。私自身、この役職に就いてから毎日のように会合があるが、酒の量をある程度決めて飲むようにして、健康に気を使っている。健康に勝る幸せはないと考えてきた。

  ― 最も力を入れてきた政策は。

  農商工の振興。それと同時に、それらが上手く回転することによって、町の財政の堅持にもつながる。執行してきた政策は常に、自主財源の確保を念頭に置いてきた。

  ― 最も思い出深い事業は。

  やはり岩手医大の総合移転。交流人口の増加、地域活性化と同時に、大学のノウハウを矢巾町の健康づくりへ向けても連携できる。町民の健康づくりにもつながるもの。

  ― 町民へのメッセージを。

  矢巾町は県内でも注目を浴びる活気のある自治体となった。今後は新町長を中心に町民が一丸となり、健康日本一、住みよい町づくりにまい進していただければと期待している。


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