盛岡タイムス Web News 2015年  5月  2日 (土)

       

■ 雑穀にアイデア新鮮 県産もちアワゆいこがね 岩大生がゆべし開発


     
  開発に携わった岩大生も参加した「まんまるゆべっち」の試食会  
  開発に携わった岩大生も参加した「まんまるゆべっち」の試食会
 

 県産のもちアワ「ゆいこがね」を使用した新商品「まんまるゆべっち」(2個入り。標準価格150円、税別)の販売が1日から、県内のスーパーなどで始まった。商品の開発には、岩手大農学部の学生も参加。発売初日には試食イベントも行われ、若いアイデアを県産雑穀の消費拡大につなげる。

  ゆいこがねは、県が独自に開発したアワの新品種。軽米町で育成されており、粒の大きさと鮮やかな黄色が特徴となっている。二戸農林振興センターでは岩手大の地域課題解決プログラムに応募し、農学部共生環境課程の学生12人が取り組みに参加。2014年7月に学生による食品企業向け商品説明会を開催した。今回発売された「まんまるゆべっち」は、同年11月に続く2例目の商品化となる。

  「まんまるゆべっち」は、学部3年の村田青葉さん(20)が提案した「雑穀ゆべし」を、一野辺製パン(本社・一戸町、一野辺克彦社長)が採択し、商品化したもの。ネーミングは、同学部4年の中川あゆみさん(21)が考案した。中川さんは「丸い外見と優しい味からお月さまをイメージして名前を付けた」と命名の由来を解説する。

  ゆいこがねのもちもちした食感を生かし、さらに炒ったゆいこがねの粒を混ぜることで香ばしさを加えた。同社の一野辺崇専務は「もち性が強いゆいこがねを使うため、水分量の調整など、バランスを取るのが難しかった」と商品化の苦労を語る。

  1日に滝沢市牧野林のいわて生協ベルフ牧野林店で行われた商品の紹介と試食販売会には、村田さんと中川さんも参加。積極的に来店者に声を掛け、商品を売り込んだ。村田さんは「鮮やかな黄色と上品なイメージを生かせたらと思って考えた。一度食べていただけたら満足してもらえると思う。多くの人に食べてほしい」と期待した。

  「まんまるゆべっち」はいわて生協、ユニバース、ジョイスなど、105店舗で販売する。
 


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