盛岡タイムス Web News 2015年  5月  4日 (月)

       

■ ブルズ第1関門突破 bjリーグPO地区1回戦 福島を圧倒 2戦連勝 準決勝は青森と9、10日


 

     
  攻守に安定感のあるプレーを見せた月野雅人主将(第2戦)=8番=  
  攻守に安定感のあるプレーを見せた月野雅人主将(第2戦)=8番=
 

 日本プロバスケットボールリーグ(TKbjリーグ)の2014―15シーズンプレーオフ地区1回戦、岩手ビッグブルズ対福島ファイヤーボンズ戦は2、3日に盛岡市青山の県営体育館で行われた。岩手は初戦を82―59で勝利すると、第2戦も95―71で連勝。悲願の初優勝に向け、第1段階を突破、地区準決勝に次週臨む。

  第1戦、序盤は福島がペースを握る。バーデル・ジョーンズ3世がチャンスメークと得点の両面で奮闘。岩手はリバウンドが奪えず、18―23で第1クオーター(Q)を終える。2Qに入り、岩手はローレンス・ブラックレッジとアブドゥーラ・クゥソーでゴール下を固める。守備からリズムを立て直すと、同Q残り4分55秒でブラックレッジが強烈なダンクを決め逆転に成功。このQの岩手はわずか6失点と、一気に主導権を取り戻す。

  3Qはスクーティー・ランダルと小野寺祥太、4Qはウェイン・アーノルドを軸に得点を積み上げ、福島を圧倒。持ち味の堅守から速攻につなげ、Qごとに得点者が変わる理想的な展開で初戦を制した。

  桶谷大ヘッドコーチは「試合の入りで気持ちが入りすぎというか、オーバーアグレッシブになっていた。もう少し、オフェンスでやるべきことがある。あとは全員がしっかり走らなければ」と序盤の劣勢の要因を語り、課題を挙げた。

  第2戦は序盤こそ点の取り合いの様相を見せるも、第1戦同様、次第に岩手が守備からリズムを作り主導権を掌握。2Qには与那嶺翼、ウェイン・アーノルドらの3点シュート攻勢で福島を突き放す。プレーオフ1回戦突破へ望みをつなぎたい福島は、狩俣昌也とジョーンズ3世のガード陣が踏ん張りを見せるも、岩手のインサイドを崩すことができず。逆に岩手はリバウンドから速攻を仕掛け福島を突き放した。

  月野雅人主将は「一人ひとりが責任を果たし、守備が機能した。結果スコアも伸びた。ここ2シーズンプレーオフで、ここ県営(体育館)で負け、ブースターに悔しい思いをさせていた。勝ててよかったと思う」と語る。千葉慎也選手も「昨年プレーオフで負けた後、ブースターさんに『応援が足りなくて勝たせられなかった』と言われてしまった。結果が出せなかったのは僕たちなのに、そんな温かい言葉を掛けてくれる家族のようなブースターさんに、勝つ姿を見せられて、うれしく思う」と喜びを語った。

  プレーオフの地区準決勝は9、10日に同会場で行われる。対戦相手は地区6位の青森ワッツに決まった。与那嶺選手は「青森はインサイドが強い。外国人選手に頼るのではなく、日本人選手もしっかりとリバウンドに絡んでいかなければ」と警戒した。試合は両日とも午後1時開始。
(佐々木貴大) 


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