盛岡タイムス Web News 2015年  5月 11日 (月)

       

■  プレーオフ初進出 bjリーグ東地区準決勝第2戦 青森に攻守で圧勝 ブルズ創設以来の悲願


     
   勝利後、ブースターと笑顔でハイタッチを交わし、喜びを分かち合う寒竹選手(右)  
   勝利後、ブースターと笑顔でハイタッチを交わし、喜びを分かち合う寒竹選手(右)
 

 日本プロバスケットボールリーグ(TKbjリーグ)のプレーオフ東地区準決勝、岩手ビッグブルズ(2位)対青森ワッツ(6位)の第2戦は10日、盛岡市青山の県営体育館で行われた。岩手は攻守ともに青森を圧倒し、111―57で勝利。チーム創設4シーズン目にして、初のプレーオフファイナルズ(東京・有明コロシアム)進出を決めた。

  9日の第1戦は97―87で勝利したものの、最後まで青森のインサイドに苦しんだ岩手。第2戦は立ち上がりに4本の3点シュートを決めるなど、バランスよく得点を重ねる。青森が反則で停滞する間に、第1クオーター(Q)で25―13とリードを奪う。

  第2Qに入り、青森はインサイドの外国人選手が積極的にプレー。フリースローから追撃する。点差を詰められた岩手は、持ち味の守備から体制を整え直す。第2Q終盤にはウェイン・アーノルド、スクーティー・ランダルの2人で15点を荒稼ぎし、54―32と点差を広げ前半を終えた。

  悲願の有明が見えた岩手。第3Qに入りさらなる集中力を見せる。ゴール下でボールを持った相手選手に対し、2人がかりでの守備を徹底。守備で青森を封じ、得意の速攻で得点を奪い続ける。最後まで緩まなかった岩手が大差で勝利し、過去2シーズン阻まれた有明への関門をついに突破した。

     
  第4Q、豪快なダンクを決めるクゥソー選手  
  第4Q、豪快なダンクを決めるクゥソー選手
 


  ゴール下で奮闘し続けたアブドゥーラ・クゥソー選手は「いい流れを作ったので、ここから有明に向けパフォーマンスを再度上げていきたい」と話す。チーム創設時から岩手でプレーする千葉慎也選手は「有明行きが決まり、素直にうれしく思う。有明を決めたことは今日まで喜び、明日からは有明でどう勝つか考え、練習に臨みたい」と気を引き締めた。

  桶谷大ヘッドコーチは「出だしから選手がゲームプラン通りのディフェンスをしてくれた。有明ではどうすれば勝てるか、選手に伝えたい。目標はもちろん、王座奪取です」と展望を語った。

  ついに有明への道を開いた選手たちに、集まった2211人のブースターから大きな歓声が寄せられた。浜野良康さん(43)は「初年度から応援している。今はうれしい、の一言。この勢いでファイナルズでも優勝してほしい」と期待する。菊池敏治さん(58)は「4年応援して、ようやく有明に行ける。もちろん応援に行く。岩手はやることをやり切れば優勝できると信じている」と語った。

  プレーオフファイナルズは23、24日、有明コロシアムで行われる。23日は午後1時10分から西地区決勝の浜松・東三河フェニックス(地区3位)対滋賀レイクスターズ(同4位)、同5時10分から東地区決勝の秋田ノーザンハピネッツ(地区1位)対岩手が行われる。両地区決勝の勝利チームは24日午後5時10分から行われるプレーオフファイナルで対戦する。


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