盛岡タイムス Web News 2015年  5月 30日 (土)

       

■ 滝沢市議選 いまだ定数達せず 市制施行後初 告示まで2カ月切る 定数20に現・新19人予定



 7月30日の任期満了に伴う滝沢市議会議員選挙(定数20)は7月19日告示、同26日投開票の日程で行われる。本紙の取材では5月29日現在で、現職、新人合わせて19人が立候補を予定している。市制後初の議員選告示まで2カ月を切ったが、いまだ定数に達しない。9月の県議選滝沢選挙区(定数3)への転出や、態度保留の現職もおり、市民の起意は低調だ。近年の市町村選挙で顕著になってきた「地方政治の人材難」が、滝沢市にも波及してきたのか。今後の動向によっては定数割れ、無競争、小数激戦などが予想され、初の市議選に、滝沢市民の自治意識が問われている。(戸塚航祐)

  立候補予定者の内訳は現職が9人、新人が10人。態度保留は現職が1人。地盤を引き継ぐ後継がいなければ続投する可能性のある市議もいる。取材では有権者の多い元村地区や鵜飼地区などで出馬を伺う新人の動きがある。

  8月28日告示、9月6日投開票の県議選滝沢選挙区に現職の柳村一氏(55)=川前地区、3期目=、高橋盛佳氏(71)=鵜飼地区、2期目=が出馬を表明。現時点で勇退を明言している現職も10人いる。

  政党別では現在現職1人の公明党が、さらに滝沢支部副支部長小田島清美氏(61)を擁立する。共産党は2人で、うち勇退表明をした現職の武田猛見氏に代わり、共産党滝沢市委員会副委員長の仲田孝行氏(62)が擁立された。

  現職の後継では、川原清氏の後継で息子の自営業川原渉氏(46)、高橋盛佳氏の後継で昨年の市長選に出た行政書士の藤原治氏(57)、黒沢明夫氏の後継で行政書士の高橋辰雄氏(62)、斉藤健二氏の後継で大沢自治会総務部長の齋藤明氏(62)、柳村一氏に代わる川前地区代表で会社員の川村守氏(59)が出馬をする予定。

  ほかに新人では、鵜飼地区から市商工会青年部で副部長を務める会社社長の荒木政友氏(38)、篠木地区から盛岡市森林組合監事の日向裕子氏(57)、元村地区からあすみ野自治会長の稲荷場裕氏(66)が出馬を検討している。

  市制初の市議選挙となるが定数に達しておらず、同市でも議員の担い手不足が顕著になっている。今後、擁立が進まなければ選挙戦にならない可能性も残る。住民自治日本一を掲げる滝沢市としては、市民自身が市政の一翼を担う議員の選挙へ関心を高めるとともに、議員や市選管も選挙への関心喚起が重要な役割になる。

  滝沢市選管によると、3月1日現在の選挙人名簿登録者数は4万4177人(男2万1486人、女2万2691人)。


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