盛岡タイムス Web News 2015年  6月  1日 (月)

       

■  総勢千人 盛岡で躍動 YOSAKOIさんさ 薫風受け旗の競演


     
  地元盛岡の元気を発信したYosakoiチーム鴒  
 
地元盛岡の元気を発信したYosakoiチーム鴒
 

 第18回YOSAKOI(よさこい)さんさ(同実行委員会の主催)は31日、盛岡市の盛岡大通商店街や盛岡駅前など4会場で開かれた。県内外から、昨年より1チーム少ない44チーム、総勢1千人が参加。工夫を凝らした華やかな衣装で、活気あふれる演舞を繰り広げ、観光客や街行く市民を魅了した。

  このうち、盛岡市のYosakoiチーム鴒(せきれい)は、さんさ踊りの動きを取り入れた演舞「彩夏」を披露。3世代が共演する息の合った演技で会場を沸かせた。

  副代表の佐藤優さん(43)は「3年間踊り続けている熟練の演目。県外から来たチームやお客さんにも盛岡の元気をアピールしたい」。団員の下橋中1年佐々木伶桜さん(12)も「たくさんの拍手をもらえた。皆さんに笑顔を届けられたと思う」と充実した表情だった。

  一方、宮古市の極星★一番星は、沖縄風の民舞を取り入れた個性的な演技。隊列の先頭では、舘洞瑛心君(3)が勢いよく団旗を振り上げ、盛んに拍手を浴びていた。各団体の旗手全員がそろう「旗の競演」にも参加した瑛心君は「楽しかった!」と満面の笑み。共演した父親の雅佳さん(28)は「いつも旗を振ってる子なので、発表の場があって良かった」と目を細めた。

     
   盛岡駅前滝の広場で行われた「旗の競演」。各チームの旗振りが迫力の演技を披露  
   盛岡駅前滝の広場で行われた「旗の競演」。各チームの旗振りが迫力の演技を披露  


  今年は青森県や秋田県など県外から25チームが出場。震災前、大船渡市三陸町にキャンパスがあった縁で出場している北里大学(神奈川県相模原市)の「北里三陸湧昇龍」は1年生から3年生まで38人が熱演した。

  主将の濱田麻由美さん(20)は「三陸のキャンパスで学んだ経験はないが、岩手の皆さんの応援で今がある。感謝の気持ちと、向こうでも頑張っているので、皆さんも頑張ってという気持ちを込めた」と話した。

  会場を訪れた盛岡市の小野寺英子さん(82)は「素晴らしい。見るだけで元気をもらう。さらに盛り上げられるよう宣伝にも力を入れてほしい」と願った。

  YOSAKOIさんさは、盛岡の中心市街地のにぎわいを醸成しようと1998年に、出場12チームでスタート。東日本大震災以降は、復興応援のメッセージを込めて実施している。


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