盛岡タイムス Web News 2015年  6月  1日 (月)

       

■  閉店した喫茶店継承 ハートピュア2カ所に出張所 清水町には産直 盛岡市


     
   
 
あいさつする千葉理事長
 

 盛岡市高松1丁目のNPO法人ハートピュア盛岡(千葉健一理事長)は5月29日、新たに開設する2カ所の出張所の記念式典を開いた。開設するのは同市南大通1丁目ハートピュア盛岡ビルの1階から2階のポラン新湖月と、同市清水町東カングランドマンション盛岡1階のマルシェ清水町。ポラン新湖月は、3月に惜しまれながら閉店した珈琲の店湖月を受け継いだ。式典には6月2日の開設を祝うため職員を含む約90人が参列した。

  ポラン新湖月は1階を珈琲焙煎店ポラン、2階を手焼き珈琲の店新湖月として開店する。千葉理事長は約30年の歴史がある湖月が盛岡からなくなるのはしのびないと話し、湖月の内装をそのまま残してファンだった人も喜ぶ店を目指す。

  湖月のマスターから焙煎の手ほどきを受けた店長の下長誉英さんは「手焼き焙煎を途絶えさせてはいけないと思う。湖月は盛岡で初めて手焼き焙煎のコーヒーを出した場所。(湖月と)同じ味にはできないと思うが、おいしいコーヒーとは何か模索していく」と話した。

  マルシェ清水町は産直の店。同市高松など市内の農家と直接契約し、新鮮な野菜などを提供する。商店が少なくなる中、生鮮食品を扱う店として地元町内会からも期待されているという。地産地消で地域を盛り上げコンビニやスーパーにはない魅力発信を目指す。

  式典で千葉理事長は「皆さんのご愛顧をいただきながら、清水町と南大通にしっかりと根付いていきたい。私たちは障害の有無にかかわりなく、どんな人でも当たり前に生活できる場を運営していける事業体でありたいと思う。これを機会にみんなで助け合いながら進んでいく」と話した。


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