盛岡タイムス Web News 2015年  6月  6日 (土)

       

■ ワースト返上へ“隠し味” 毎月28日いわて減塩適塩の日 脳卒中死亡率下げよう 食生活改善キャンペーン展開へ 予防県民会議が計画


 県脳卒中予防県民会議(会長・達増知事)は、本県の男女とも脳卒中死亡率全国ワースト返上の一環として、毎月28日を「いわて減塩・適塩の日」として県民意識の醸成を図る食生活改善キャンペーンを展開する。5日に盛岡市内で開かれた2015年度総会で関連する事業計画が了承された。関係機関への周知を図り、7月からの実施を目指している。

  脳卒中予防において、塩分ほか脂肪分の多い食事は高血圧、高LDLコレステロール血症などを引き起こし、脳卒中のリスクを高めるといわれる。

  このためキャンペーンを通じて県内スーパーなどで減塩、適塩メニューの試食、レシピ配布などを実施。街頭や健康づくりイベントなど、地域住民が多く集まる場所で県民の意識醸成を図るのが狙い。毎月28日と設定されたのは県民会議が14年7月28日に設立されたのにちなんだ。

  県食生活改善推進員団体連絡協議会は14年度、県内3583世帯に調査を依頼して家庭で調理されたみそ汁の塩分濃度測定を実施。「突撃!隣のおみそ汁」事業として、減塩・適塩習慣の指導や普及啓発を図った。

  塩分濃度測定器の基準を参考に、0・7%以下の「薄味」が1947世帯、54・3%と半数を超えた。0・8〜1%の「標準」が41・1%、1・1%以上の「濃い味」が4・5%だった。

  達増知事は5日の総会で「私も最近スプレー式しょうゆ差しで、必要な分だけ使えるようにしており、日々工夫するのが大事。県民が日常生活で脳卒中予防に取り組めるよう一層の機運醸成、会員拡充に努める必要がある」と説いた。

  県民会議はワースト返上を目的に設立された。当初103団体から始まり、3月末で279団体、4月末で301団体に増えた。15年度は400団体を目標に▽広報啓発▽食生活改善事業▽健康運動事業▽禁煙事業―などに取り組む。8月1日には脳卒中予防県民大会が盛岡市盛岡駅西通のアイーナで開かれる予定。
 

 


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