盛岡タイムス Web News 2015年  6月 8日 (月)

       

■  練り歩き夏へ復興の願 大盛岡神輿祭


     
   
 
法被姿のいなせな担ぎ手たちが大通商店街を練り歩いた
 

 盛岡市大通かいわいを舞台に「第27回大盛岡神輿(みこし)祭」が、7日の正午から午後4時まで開かれた。県内と秋田県から集まった総勢1200人が、威勢の良い掛け声を響かせながら大きな神輿を担ぎ、市街地を練り歩いた。

  1989年に始まった同祭り。主催は同祭実行委員会(鈴木稔委員長)。東日本大震災後は「絆いわて」をテーマに、岩手全体の復興をアピールする。今年は野田村や大船渡市など沿岸地域の10団体が参加した。

  県内と秋田県を含め計70団体で神輿8基を担ぎ、復興への願いを込め「わっしょいわっしょい」「せいや、そいや」と声を張り上げ、勇ましい姿を観客にアピールした。

  盛岡市のみちのくみどり学園と、花巻市の子ども神輿会らの「子ども神輿」がほほ笑ましいと好評で、一生懸命神輿を担ぐ子どもらに観客が「頑張って」と声を掛ける場面も見られた。

  一家で鑑賞していた盛岡市の大森祐一郎さん(53)は、「女性が多く参加するなど地域の特色が見られ面白い。和気あいあいと祭りを楽しむ姿が印象的だった」と、暑い中、重い神輿を担いだ参加者をねぎらった。

  妻のさくらさん(38)は「同僚の晴れ姿を観に来たが、職場とは違った一面が見られた。家族で楽しめた」と、子どもたちを見てほほ笑んだ。

  長男の春弥君(7)は「神輿がとっても重そうだったけど、大きくなったら担いでみたい」と言い、今日の日記に書くぞと張り切っていた。長女の礼子ちゃん(4)は「重そうだけど私は担げる」と頼もしい姿を見せ、家族を笑わせていた。


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