盛岡タイムス Web News 2015年  6月 21日 (日)

       

■ 盛岡初の国体リハ大会 選手全力、役員は細心 東北高校カヌースプリント

     
  ゴール後、観客席へ向かう不来方高カヤックフォアチーム(手前)  
  ゴール後、観客席へ向かう不来方高カヤックフォアチーム(手前)
 


  第18回東北高校カヌースプリント大会(東北高体連など主催)は20、21の2日間、盛岡市?の県立御所湖広域公園漕艇場で行われている。2016年の第71回国体(希望郷いわて国体)の競技別リハーサル大会として位置付けられており、盛岡地域での国体リハ大会は、同大会が初の開催となる。岩手、山形、福島、宮城の4県から参加した選手106人は、日頃の練習の成果を発揮し東北王者を目指した。競技役員らは開催まで残り1年となった国体本番へ、万全の準備を整える。

 開会式で不来方高カヌー部主将の吉田健吾君(3年)が「われわれ選手一同は、名峰岩手山のもと、雄大な自然に囲まれたこの御所湖で、大会の準備、運営に携わってくれた全ての方に感謝し、一番のスポンサーでありサポーターである両親、家族に最高の報告ができるよう、最後まで戦い抜くことを誓う」と宣誓した。

  大会委員長の山口徹正日本カヌー連盟専務理事は「この大会は高校生の大会としては東北最高峰である。来年の国体、さらに世界に続く登竜門であり、2020年の東京五輪にもつながっている。選手の皆さんは整備されたコースをキャンパスとして、日頃鍛えた技を存分に発揮し、青春の輝かしい1ページとしてほしい」とあいさつ。開催地の谷藤裕明盛岡市長、県カヌー協会の橘誠会長もあいさつした。

  20日は男子6種目、女子3種目の予選と準決勝が行われた。午前中は晴天にも恵まれ、各地から駆け付けた保護者らの声援を受け選手は精いっぱい競技に臨んだ。選手たちはゴール後、応援席に向かい声援に感謝するなど、輝く水面同様、爽やかに競技が行われた。

  女子カヤックシングルに出場した後藤可奈子さん(不来方高3年)は「この大会では上位入賞を目指している。後輩たちには今大会の経験を生かし、国体で一つでも多く入賞してほしい。岩手県勢の活躍を楽しみにしている」と話す。同種目に出場の中前いつきさん(同2年)は「大きな大会という緊張もあり、いつも通りの動きができなかった。今回の経験を生かして、緊張しなくなることは無理だとしても、緊張の中でもしっかりとこげるようになりたい。そしていわて国体ではいずれかの種目で入賞できたら」と語った。

  21日は午前9時から各種目の準決勝と決勝があり、午後1時から閉会式が行われる予定。


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