盛岡タイムス Web News 2015年  6月 29日 (月)

       

■  岩清水選手、攻守に活躍 決勝弾を粘って演出 サッカー女子W杯 なでしこベスト4入り 滝沢市の応援会場も興奮


     
  決勝弾の瞬間に思わず身を乗り出す市民  
 
決勝弾の瞬間に思わず身を乗り出す市民
 

 女子サッカー日本代表のなでしこジャパンは28日、サッカー女子W杯カナダ大会の決勝トーナメント準々決勝でオーストラリアを1対0で破り、ベスト4進出を決めた。DFの岩清水梓選手の地元、滝沢市では市鵜飼の市公民館大ホールで恒例の市主催パブリックビューイングを開催。午前5時の試合開始にもかかわらず市民約50人が集まり、日本代表を応援した。岩清水選手は、決勝点に絡むなど攻守にわたって存在感のあるプレーで勝利に貢献した。

  早朝から市民は気炎をあげた。同日の盛岡地方は肌寒い天気だったが、会場は熱気に包まれた。岩清水選手は決勝トーナメントに入り2戦連続でスタメンで出場。前半は攻撃でもシュートを放ち、センターバックとして守備ではイエローカード覚悟の厳しいタックルで相手の好機を阻むなど、速さに勝る相手選手にチャンスを与えなかった。

  日本は守備ラインを巧みにコントロールし相手を翻弄(ほんろう)。前半のボール支配率は61%で相手にボールを持たせなかった。ゴールに何度も切り込んだが、守備が固く前半は0対0で終了。後半も一進一退の攻防が続いた。

  市民は得点が入らない緊張感の中、懸命に応援。終了間際の後半42分、相手ゴール前の混戦から待望の得点が、岩清水選手が絡んで生まれ、応援会場にひときわ大きな声が響いた。得点場面、岩清水選手はコーナーキックからの好機に放ったシュートが相手ブロックにかかったものの、こぼれたボールに反応してゴール前に蹴り出し、これをFW岩渕真奈選手が走り込んでゴール、決勝点を挙げた。

  試合後、岩清水選手の祖父の岩清水奨さん(81)は「(梓選手が)ゴールに絡むプレーをしてくれた。ハラハラしたがうれしい。最後までよく戦ってくれた」と話した。 

  同市室小路の八重樫敦さん(41)は「油断できない試合だった。応援するこちらも緊張した。いいタイミングでゴールが決まってくれてよかった」と話した。

  準決勝の相手は地元カナダを破ったイングランド。同市は日本時間7月2日午前8時から、同会場でパブリックビューイングを予定している。


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