盛岡タイムス Web News 2015年  7月 1日 (水)

       

■  名物に新鮮力 選手権実行委 盛カレの学生たち提言 わんこそばを活性化


     
  第30回全日本わんこそば選手権ワークショップ  
 
第30回全日本わんこそば選手権ワークショップ
 

 「第30回全日本わんこそば選手権に係るワークショップ」が6月30日、盛岡カレッジオブビジネスで開かれた。同校観光ビジネス科1年生10人が、同大会の在り方を話し合いチームごとに意見発表を行った。盛岡のおもてなし郷土料理で観光資源の一つである「わんこそば」への理解と関心を深め、盛岡の観光業について思索した。

  主催は同選手権実行委員会(明戸均会長)。同企画は、学生たちの柔軟な発想を大会の運営などに生かす初めての試み。大会への興味・関心から盛岡の観光資源の在り方を考えるきっかけにする。

  わんこそばは、岩手の「そば振る舞い」の風習から始まったおもてなしの食文化だが、人気が伸び悩んでいる状況という。

  学生3〜4人のグループに分かれ、学生らが「わんこそばに対するイメージ」を付箋紙に書き模造紙にまとめた。「値段が高い」「1回食べれば満足」「冷麺の方がいい」など率直な意見が出された。

  「同大会を広め、盛り上げるための企画」を考えるワークでは、学生らの意見が活発に飛び交った。大食いタレントや野球選手など有名人で客寄せする案では、芸能人がもたらす具体的な効果も話し合われた。

  「当日参加を受け入れる」「開催場所を盛岡駅の滝の広場にするなど、注目を集めやすくアクセスの良い場所で」など運営体制まで追求する学生らを、関係者らは感心した様子で眺めていた。

  同実行委のわんこそば料理東家の高橋大専務は「観光客の期待を地域全体で理解し観光業の方向性を明確化させるために、このような機会はとても重要」と話す。

  齋藤萌さん(18)は「秀でた観光資源をアピールする重要性と、周りの意見を聞く大切さを学べた」と満足そうに語る。

  竹花博さん(22)は「旅行プランに組み込むなどして、わんこそばの全国的な知名度を上げたい」と意欲的。

  杉浦卓さん(18)は「イベントの認知を上げることが参加者数増加につながる。協力を周りに促したい」と意欲を見せた。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします