盛岡タイムス Web News 2015年  7月 3日 (金)

       

■  豪州野球少年と交流 来春閉校の川目小に来校 卒業生丸山傳さんが橋渡し


     
  オーストラリアの球児の解説を通訳する丸山さん(左)  
  オーストラリアの球児の解説を通訳する丸山さん(左)
 

 盛岡市立川目小(村中ゆり子校長、児童7人)とオーストラリアの少年野球チームの交流会が2日、同校で開かれた。旧根田茂小(1998年川目小と統合)の卒業生で、現在はオーストラリアのゴールドコーストに在住の丸山傳さん(64)が縁となって実現したもの。児童たちはオーストラリアから来た同校の先輩らと交流し、海外の文化への理解を深めた。

  交流会は、川目小が今年度限りで閉校となることを知った丸山さんが同校に呼び掛け実現したもの。丸山さんの協力するディンゴ・インターナショナル・ベースボール基金(デビッド・二ルソン代表)の企画で来県していた現地野球チームの13歳から15歳までの選手とその関係者ら約30人が川目小を訪れた。

  オーストラリアから来た球児たちは、出迎えてくれた川目小の児童にたくさんのお土産を贈り、オーストラリアの風土や気候など、特徴を紹介した。川目小の児童はお礼として、合唱とさんさ太鼓を披露。交流では一緒にさんさ太鼓を叩くなど、国境を越えた友情も生まれた。

     
   
 
さんさ太鼓の手ほどきをする川目小の児童
 


  川目小児童会会長の吉田蓮君(6年)は「最初は緊張したが、楽しく交流できた。オーストラリアの人と交流する機会はなかなかない。一緒にさんさ太鼓を演奏することができてうれしかった。オーストラリアは日本より何倍も大きいと聞いて驚いた。いつか行ってみたい」と感想を語った。

  73年にオーストラリアへ移民した丸山さん。30年ほど前から、古里の根田茂小に毎年クリスマスプレゼントを贈り続けていた。川目小に統合後も活動は継続し、川目小の児童はお礼の手紙を送ったこともあるという。「閉校は残念だが、なかなかないことを体験できたとポジティブにとらえてほしい」と児童に呼び掛けた丸山さん。「この年になって古里のありがたみを感じた。国際交流、異文化交流と難しい言葉はあるが、一番大切なことは仲良く、友達になろうということ。それを川目、オーストラリアのどちらの子も感じてもらえたら」と話していた。


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