盛岡タイムス Web News 2015年  7月 6日 (月)

       

■  欧州初の「さっこら」 伊ミラノ万博に盛岡さんさ 11日の東北復興パレード


     
  「東北復興祭りパレードinミラノ万博」参加者の直前練習  
  「東北復興祭りパレードinミラノ万博」参加者の直前練習
 

 イタリアのミラノ国際博覧会で11日、「東北復興祭りパレードinミラノ万博」が開かれる。東北の10団体が参加し、万博会場内の大通りを総勢約400人でパレードする。岩手は38人が参加し「盛岡さんさ踊り」を披露する。5日、盛岡さんさ踊り実行委員会(谷藤裕明会長)が最終練習会を開き、参加者は当日の動きを入念にチェックし、盛岡の伝統文化を世界に広める心意気を一つにした。

  旅行日程の打ち合わせ後、盛岡さんさ踊り振興協議会の浅沼久志会長が指揮を取り練習をスタート。当日は約500bの通りを進む間に演目を5〜6回切り替える。

  浅沼会長は「前の団体の進み具合でスピードが変わるかもしれないが、指示に従って臨機応変に動いてほしい」と参加者にお願いし、一人一人の間隔を2・5bほど取るよう指示した。

  練習が始まると、ベテラン勢によるしなやかな舞いと力強い太鼓の音が鳴り響き、会場が熱気に包まれた。浅沼会長の笛を合図に演目を切り替え、参加者は額に汗をにじませながら真剣に踊りに取り組んだ。

  滝沢市鵜飼の松下花奈子さん(23)はミス太鼓のメンバー。「さんさ踊りを海外で披露できるのがうれしい。観客が楽しめるよう私も楽しんで踊りたい」と笑顔で話す。

  雫石町中町の米澤千明さん(27)は、ミス太鼓時代を振り返り「アジア圏で披露したことはあるがヨーロッパは初めて。太鼓文化の無い人たちに、さんさ踊りの良さを最大限アピールしたい」とやる気を見せる。

  盛岡市みたけの橋里枝さん(31)は、「海外にさんさ踊りを広める大事な機会。太鼓と笛の音と共にさんさ踊りの魅力を全身全霊で表現し、現地にいる一人一人の心に届けたい」と熱意を見せる。

  盛岡市飯岡の浅沼さや香さん(28)は、「わくわくしている。日本の参加団体の中で一番輝き、和の文化がかっこいいと思われるようしなやかでキレのある踊りをしたい」と気合を入れる。

  練習の途中で浅沼会長が「演目中のお辞儀は体を斜めに向けて観客を見るように」と示すと、参加者はすぐ指示通りに踊っていた。太鼓リーダーの同市永井の梅澤由香さん(44)は「皆ベテランで心強い。『さんさ踊りを広めたい』と気持ちを一つにし、笑顔でアピールしたい」と使命感に燃える。

  練習を終え、浅沼会長は「ベテラン勢だけあって踊りも太鼓もばっちりだ。少人数だが日本代表の誇りを持ち、力強い太鼓の音と良い演技で世界の人たちを魅了したい」と意気込む。


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