盛岡タイムス Web News 2015年  7月 9日 (木)

       

■  10月予定の参院補選 及川敦県議出馬の意向 無所属で自公に推薦要請 平野氏との連動に含み


     
   取材に応じる及川敦氏(8日午前、盛岡市内丸の県議会棟で)  
   取材に応じる及川敦氏(8日午前、盛岡市内丸の県議会棟で)
 

 県議の及川敦氏(47)=盛岡選挙区、3期=は8日取材に応じ、平野達男参院議員(61)の知事選転出に伴う参院岩手選挙区の補欠選挙に出馬する意向を示した。無所属で臨み、同日自民党県連、公明党県本部に推薦要請。参院補選は平野氏転出で10月8日告示、同25日投票になる予定。補選については及川氏が初名乗り。正式表明は現時点で未定。9月10日の任期まで県議を務める考え。

  及川氏は県議1期目途中に自民党入党。2003年と05年の衆院選岩手1区に挑戦し、いずれも次点。06年から党籍失効中。07年県議に復帰し、10年に政治団体地域政党いわて幹事長に就任。13年参院選で平野氏の三選を支援し、同年無所属会派いわて県民クラブ所属となった。

  補選出馬については「国政でないと解決できない課題が毎定例会で出て、チャンスがあるなら国政の場で働かせてもらいたい気持ちが前々からあった」と説明。「熟慮せざるを得なかったが、震災復興や医療福祉、TPPなど緊急課題があり、誰かがこの地域課題を国政に真っすぐ伝えないといけないとの考えに至った」と述べた。

  また、「県政のトップリーダーとして県民クラブが平野氏を出馬要請した経緯もある。その意味で2年前の議席を継承する必要性があると自分なりに考えた」と主張した。

  平野氏と出馬に関してやりとりしたか問われ「ノーコメント、あうんの呼吸」などと述べるにとどめた。知事選との連動について「自公から推薦をいただければ支援体制は一緒で、結果的に連動はありえる。最初から意図してない」と強調。

  自らの連合後援会(赤坂俊彦会長)には5月27日に開かれた役員会で方向性が満場一致で理解されたという。7日に赤坂会長に意向を伝え、「私の決断に賛意を示してもらった」(及川氏)。

  県民クは既に5月25日の集まりで及川氏本人の意向を踏まえ、全会一致で応援を決定。正式表明した段階で推薦する考え。

  自民党県連は補選について鈴木俊一県連会長に一任され、凍結されている。及川氏は「党を離れたが基本政策については変わらず、県議会で諸運営も一緒にやってきた。強い期待と希望を持っている。一緒にできるのはこの枠組みと考えた」などと要請の理由を述べた。

  県議選盛岡選挙区の後継については「私が誰かを担ぎ出すのではなく、名乗り出る方がいて連動できるなら、後継でなく選挙区協力はあるかもしれない」と述べた。


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