盛岡タイムス Web News 2015年  8月 2日 (日)

       

■ 盛岡さんさ踊り開幕 暑い夏に大群舞 4日まで過去最多258団体3万5500人

     
  初日から熱演が繰り広げられた第38回盛岡さんさ踊り  
 
初日から熱演が繰り広げられた第38回盛岡さんさ踊り
 


  北東北の夏祭りの先陣を切り、「第38回盛岡さんさ踊り」が1日、開幕した。主催は同踊り実行委員会(会長・谷藤裕明盛岡市長)。盛岡市中央通で行われる4日間のパレードには、過去最多の258団体・延べ約3万5500人が参加し、大群舞でパレードを鮮やかに彩る。3日には、昨年各開催日で最優秀賞に輝いた4団体がそろって出場。若者たちの躍動的な演舞による熱戦が予想される。

  1日の午後6時にパレードがスタート。華やかな舞と勇壮な太鼓の音が鳴り響き、会場に歓声が湧いた。学校や企業、保存会など踊り集団があとに続き、「さっこらーちょいわやっせ」と大きな掛け声を上げ、4日間続く祭りの盛り上がりを先導。来年開催される希望郷いわて国体もアピールした。

  例年同様、開催期間中は午後8時半ころから「輪踊り」を会場内7カ所で開催。最終日のフィナーレには「大輪踊り」が開かれ、祭りを締めくくる。

  伝統さんさ踊り競演会も期間中の午後1時〜同4時まで、同市盛岡駅西通の市民文化ホールで開催。各地域に受け継がれる伝統的なさんさ踊りを堪能できる。

  パレードでは、今年も出演団体のパフォーマンス審査を実施し、1日1団体に最優秀賞を贈る。優秀賞やパフォーマンス賞も設け、花車には4日間で最高得点を獲得した1台に最優秀賞を贈る。

  昨年最優秀賞を受賞したのは「盛岡大・盛岡大短期大学部さんさ踊り実行委員会」「県立大さんさ踊りチーム」「盛岡誠桜高の誠桜さんさプロジェクト」「岩手大」の4団体。今年は3日目に4団体が参加し、頂上決戦≠ェ繰り広げられる。

  県立大さんさ踊りチーム(同踊り実行委員会)の三澤栞委員長(20)は「今年は『魅せるさんさ踊り』をテーマに練習を重ねた。最優秀賞はほしいが、さんさ踊りは競うものではない。当校の出場者約200人が練習の成果を発揮し、観客が踊り出したくなるぐらい盛り上がらせたい」と気合を入れる。

  大宮さんさ踊り保存会(宮野岩男会長)は、3日のパレードに約80人が出場する。演目は「幸呼(さちこ)踊り」。掛け声が特徴で、うたっこ娘が「いいじゃないかいいじゃないか、おもしろいことが」と歌い、全員で「あったとさ」と声を上げ観客に向かって一礼する。伝統さんさ踊り競演会では、「大宮甚句(じんく)」「田植えくずし」など7演目を披露する。

  宮野会長(64)は「盛岡さんさ踊りは、今や東北を代表する祭り。踊りで観客を歓迎し、新人の踊り手は楽しく、ベテランは初心に戻り先人の礎を感じながら、盛岡をPRする踊りを披露したい」と意欲を語る。

  4日のパレードに出場する「さんさ踊り清流」の古川昭夫会長は「小2から高校生までの団体『わらび連』の24人も、会員らも十分練習した。あとは晴れの天気を願うだけ」と自信を見せ、「清流の名のごとく、しなやかで軽快な踊りを観客に見てほしい」とアピールする。


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