盛岡タイムス Web News 2015年  8月 12日 (水)

       

■  平野達男氏 知事選断念をおわび 自民県連役員と接触 茂木選対委員長来県 「党本部の圧力」否定


     
  取材を受けた後、車に乗り込む平野達男氏  
 
取材を受けた後、車に乗り込む平野達男氏
 

 任期満了に伴う知事選への出馬断念を発表した平野達男参院議員(61)は11日、盛岡市内のホテルで自民党県連(鈴木俊一会長)の役員と会った。7日の会見で断念発表後初めて直接接触した。断念の経緯について説明し、陳謝。取材に「任期については全うすることを説明した」と述べ、2019年7月の任期まで残り約4年、参院議員を務めることを強調した。

  党県連からは工藤勝子幹事長、千葉伝県議会議長、平野氏の地元である北上選挙区の現職県議候補、推薦団体の関係者ら数人が出席。これに先駆けて盛岡市中央通3丁目の党県連事務所では、党本部の茂木敏充選対委員長が訪れ、県連の国会議員、県議らと県議選について協議した。

  平野氏は取材に対して、断念発表後も県内で支持者・団体を回って事情説明しているという。県連には知事選で安保法制が争点になり、政党間の争いとなった状況を「私の本意と大きくかけ離れた」と会見で述べた声明文を引用して説明した。

  「県連には早めに説明するべきだったが、個別には幹事長らには電話で伝えるなど、何人かに説明した。私の方からは、おわび以外の何ものもない。(県議選で)できることがあればするが、それぞれのご判断によるとしか言えない。(断念して)申し訳なかったと、これからどんどん県内を回らないといけない」と述べた。

  会見後に事後説明された支持者・団体も多数あり、「相当時間がかかると思うが、説明に回る」と、自ら「おわび行脚」する考え。

     
  取材に応じる茂木敏充選対委員長  
 
取材に応じる茂木敏充選対委員長
 


  茂木委員長は県連との協議後取材に応じ、平野氏断念の背景に安倍首相や首相官邸の指示があったかを問われ、「会見でも辞退は平野さん本人として考えたということだった。党本部として圧力を掛けるなど、何らかの形で働き掛けることは一切ない。そういう事実があるなら事実を示してもらうとありがたい」と否定した。

  平野氏断念を受け、新たに現職に対抗馬を立てる考えがあるかについては「現実問題としては県議選に集中したい。知事選と県議選をダブル選挙でとらえたが、県議選単独でどう戦うか。若干の戦い方の見直しが必要になる。影響が出ないよう最大限取り組む」と説明。盆明け以降に具体の内容を詰める考え。

  茂木委員長は28日の告示前までに公認、推薦候補の事務所を激励に訪れる意向を示した。今後党の閣僚経験者や有名国会議員の派遣要請に応じる考え。

  工藤幹事長は県議選支援について「われわれから要望はなかった。特にこの時期に本部へお願いすることはないと思う」と語った。


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