盛岡タイムス Web News 2015年  8月 26日 (水)

       

■  復興ほかほか2年ぶり 盛岡市つなぎ温泉 8・9豪雨被害 おちあい足湯が再開


     
  復活した足湯に仲良く足を入れる人々  
 
復活した足湯に仲良く足を入れる人々
 

 つなぎ温泉観光協会(菊地善雄会長)は、2013年8月9日の豪雨災害で休止していた盛岡市繋の愛真館玄関前の「おちあい足湯」を25日に復活させた。同災害では、温泉街に土砂が流れ込む甚大な被害が発生。同足湯も流された自動車が湯船に乗り上げ、排管が埋没。後ろにあった落合旅館の被害も大きく、復旧は困難と考えられていた。3年がたち同災害の傷跡となっていた足湯は、豪雨災害から立ち直った繋温泉街の復旧復興のシンボルとして生まれ変わった。

  8月のお盆前に始まった工事を、地元の人は期待を込めて見守っていた。温泉街には、同足湯と、ねこいし足湯の二つ足湯がある。ねこいし足湯は災害からの復旧が早く、同日も多くの人が足を入れていた。おちあい足湯は、まだ工事中と思っていた人もいたが、徐々に人が集まり満杯となった。

  同観光協会旅館組合つなぎ支部の三浦英敏事務長は「最近、急に冷え込んだ。人は寒くなると温泉に行こうと思う。(同足湯は)災害の傷だったが、再開できてほっとしている」と安心した表情を見せた。同観光協会としても、温泉のにぎわいが外に出て、訪れる人が楽しめる場所になってほしいという。

  足湯は源泉かけ流しのアルカリ単純硫黄温泉。神経痛、リウマチのほか筋肉の疲労などに効く。地元の人には、美肌の湯としても知られている。源泉かけ流しのため、温度調整が難しく日によって温度差がある。

  盛岡市から来た川村武さん(46)は、1週間に1回、病気療養を兼ね自転車で通っている。「ねこいし足湯は、日曜祝日に近くの高齢者などで混む。私は熱めの湯が好きなので、きょうの(おちあい足湯の)温度は最適。汗がじわじわと出て気持ちいい」と汗を流した。

  利用無料。夏季は午前6時半から。冬季は同8時から。午後8時まで。毎週月、木の午前中は、清掃のため利用不可。問い合わせは同観光協会(電話689―2109)へ。


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