盛岡タイムス Web News 2015年  8月 28日 (金)

       

■  新人取り込みへ活発化 最大勢力は盛友会維持か 会派統一探る動きも 改選後の盛岡市議会 31日に全協


 任期満了に伴い改選した盛岡市議会(定数38)は、次期議長選などをにらみ当選議員による会派構成に向けた動きが活発になっている。当選証書の付与式や新議員説明会が行われた25日には、既に複数の会派による新人の取り込みに向けた接触が始まった。一部に会派の統一を探る動きもあるなど、31日の全員協議会までには会派構成が概ね固まりそうだ。

  新人は7人が当選し、政党公認候補を除く、5人の動向に注目が集まる。中野孝之助氏、工藤健一氏は盛友会入りが濃厚となっている。浅沼克人氏、田山俊悦氏、千葉伸行氏の3人は後援会などと検討中。

  最大会派の盛友会は改選前17人のうち4人が勇退し、落選1人を除く12人が当選。勇退した議員の後継候補の引き入れ、新人の獲得に向けて動いている。27日には新人を含む会派の集まりを持った。菊田隆幹事長は「どうにか現有勢力を確保できるくらいはめどがついた」と話す。

  日本共産党盛岡市議団は改選前の5人が当選を果たし、現有勢力を維持する。

  創盛会は改選前5人のうち1人が勇退し、新人の獲得に向けて動いている。兼平孝信幹事長は「今のところ、われわれの主張を訴え、一緒にやっていける仲間がいればと考えている。保守系グループなので、それを維持していきたい」とした。

  絆の会は改選前の4人が当選し、現有勢力の獲得は図られた。27日には会派の集まりを実施。高橋重幸幹事長は「会派勢力の拡大へ、新人にも声を掛けている」という。

  市民連合は改選前3人のうち、2人が勇退。社民党公認の元職、細川光正氏、新人の竹花せい子氏の2人を加えた会派構成が予想される。細川氏は「これからどうなるか分からないが、巨大第一会派だけで物事が進むのではなく、一定の力が必要というのであればしっかりと民主主義を図る意味で、統一も視野に入れて考える」と話す。

  公明党は改選前の2人に加え、党公認の新人、小林正信氏が当選し、交渉会派の要件となる3人を満たした。

  守谷祐志氏は引き続き、無所属で活動を続ける。

  新議員の任期は28日から。31日の全員協議会では引き続き会派制を導入するかや交渉会派の要件を何人にするかなどが確認され、会派構成が決定する。9月10、11日に予定される臨時議会で正副議長選が行われる。
 


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