盛岡タイムス Web News 2016年  6月 3日 (金)

       

■  本大会迫り前回国体回顧 1970年の資料や写真展示 障害者大会も 盛岡市湯沢の歴史民俗資料館 都南に焦点当て企画展


     
  1970年の総合優勝の記念章  
 
1970年の総合優勝の記念章
 

 盛岡市湯沢の市都南歴史民俗資料館では26日まで、企画展「岩手国体×都南」が開かれている。1970(昭和45)年に本県で行われた第25回国体、第6回全国障害者スポーツ大会の資料や写真など約50点を展示。総合優勝の記念章をはじめ、当時、国体に出場した市民所有の参加章や競技練習の記録表など、貴重な品が並んでいる。

  70年の国体で、旧都南村で本競技は行われなかったが、国体選手を輩出。企画展では、ハンドボールの少年男子で3位に入った、岩手チームのユニフォームが展示されている。

  競技関係ではこのほか、ライフル競技に出場した家子壽さん提供の資料もある。その一つ、公式練習競技の記録表は、競技前に行われた各選手の練習の点数や順位等が記載された貴重な資料。同館によると、開催地から出場した家子さんに、記念として贈られたものという。家子さんは同競技のセンターファイアピストル種目で5位入賞を果たしている。

  競技以外では、都南地域の炬火ランナーの写真や当時の国体ポスター、昭和天皇、皇后両陛下の行幸風景の写真を展示。この写真は県工業技術センター所有のもので、当時同市津志田にあった県工業試験場で撮影された写真を紹介している。

     
  ライフル競技の公式練習表  
 
ライフル競技の公式練習表
 


  都南地域の住民らは国体秋季大会の閉会式前のレクリエーションで、同市三本柳に伝わるものを基本とする、さんさ踊りを披露。県営運動公園で行われ、200人規模で繰り広げた踊りの様子は写真で紹介されており、本競技は行われなかった都南地域だが、伝統芸能の披露で存在感を示した。

  同館の河野聡美学芸調査員は「展示品の多くが個人所有で、こういった機会でなければ見られない資料がほとんど。地元の方に懐かしんでもらうとともに、広くいろんな方々に観覧していただければ」と話している。

  入館無料。午前9時から午後4時。休館月曜(祝日のときは翌平日)。

  問い合わせ先は同館(電話019―638―7228)まで。


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