盛岡タイムス Web News 2016年  6月 10日 (金)

       

■  参院選 新人3氏の前哨戦過熱 岩手選挙区 投票日まで1カ月


         
  田中真一氏 木戸口英司氏 石川幹子氏  
 
田中真一氏
木戸口英司氏
石川幹子氏
 

 第24回参院通常選挙は10日、投票まで残り1カ月となった。岩手選挙区(改選1)は22日の公示まで2週間を切り、立候補予定3陣営が前哨戦を繰り広げている。昨年の知事選で無投票当選を果たした達増知事、直前に出馬を取りやめた参院議員の平野達男氏は互いに別の陣営へ支援に入っている。7月25日で任期満了を迎える生活の党現職の主浜了氏の不出馬によって、12年ぶりとなる新人だけの争いが過熱している。

  現在、自民党新人で元慶應大ラグビー部監督の田中真一氏(49)=公明推薦、無所属新人で元達増知事政務秘書の木戸口英司氏(52)=民進、共産、生活、社民推薦、幸福実現党新人で県本部副代表の石川幹子氏(51)の3人が立候補を表明。

  ほかに出馬の動きは見られず、全国32ある1人区全てで進められた野党共闘による統一候補がおり、与野党対決の構図による選挙戦が濃厚だ。

  田中氏は2013年の参院選に続いて2度目の挑戦。15年11月に党県連の実施した公募に応募し、投票の結果、選ばれた。前回より早々と公認を得て県内を繰り返し回る。現職の勇退で新人だけの争いとなり、今回は負けられない戦いだ。

  8、9日は北上市を訪れ、10〜12日は一関市を回る予定。13日には同市大町に第2事務所開きを催すという。前回選挙で戦った平野氏が支援を表明。友党の公明党県本部が11日に北上市内で開く時局講演会に弁士で登壇する予定。

  木戸口氏は、4月下旬に野党統一候補に急浮上。野党4党の協議で5月18日に擁立が合意された。昨年知事選では告示前に野党5党首の盛岡市内での結集へ尽力。安倍政権打倒を掲げる野党共闘、市民団体などの支援を背に初陣に臨む。

  現在、精力的に市町村後援会設立や地域へのあいさつ回りを展開。12日には市民団体主催の集会に出席し、後援会連合会(会長・主浜氏)の選対も開かれる。13日には地元・花巻市不動町地内で第2事務所開きも予定されている。

  石川氏は昨年、党本部で公認発表され、5月に盛岡市で出馬表明。5日に同市内で事務所開きをし、前哨戦を展開中。今週は同市内であいさつ回り、週末にかけて繁華街での街頭宣伝も行う予定。

  自民と連立を組む公明党県本部は選挙区の田中氏と連動し、党比例候補の支持拡大を図る。11、12日に北上市、二戸市、久慈市で時局講演会を開催。自民の鈴木俊一県連会長や工藤勝子幹事長ら幹部が弁士となる。

  統一候補を擁立した野党4党も各党比例候補の必勝態勢を構築。民進党県連は11日に連合岩手と合同選対を開催する。

  4党代表クラスが集結し、19日にJR盛岡駅前で開かれる街頭演説会の弁士は、共産党県委員会が山下芳生副委員長から小池晃書記局長の変更を発表。ほか3党は未定だ。


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