盛岡タイムス Web News 2016年  6月 19日 (日)

       

■ ヨーグルト 盛岡が消費量全国一に 総務省家計調査 企業努力で年中おいしく

     
  市内スーパーのヨーグルト売り場(盛岡市大通のベルプラスワンにて6日撮影)  
  市内スーパーのヨーグルト売り場(盛岡市大通のベルプラスワンにて6日撮影)
 


 総務省家計調査によると、盛岡市の1−3月のヨーグルト消費額が4525円(1世帯当たり)で全国1位になった。同市は長年消費額上位を維持しているが、1位は2011年以来約4年ぶりとなる。「寒い季節は伸びない」と言われてきたヨーグルト。13年同時期の調査時2872円から1・5倍に増えた背景には、ヨーグルトへの関心の高まりと地元メーカーの取り組みがあるようだ。

 ひと昔前までヨーグルトの消費は、春夏に伸び秋冬は下がる傾向にあった。生活習慣病予防や免疫力向上などヨーグルトの効能が徐々に消費者に広まり、季節問わず食卓に置かれる存在に変化している。スーパーを展開するベルジョイス(同市東安庭)でもヨーグルトの冬場の販売数は年々伸びており、機能性を備えた商品だと昨年比2倍以上という。

  同市の消費が伸びた理由には、県内メーカーの戦略などもある。乳業メーカーの小岩井乳業(東京都中野区)は3年前から冬場に、風邪やインフルエンザの感染予防が期待できる「プラズマ乳酸菌」のプロモーション活動を雫石町内の小中学校で行ってきた。今年3月には1984年発売のロングセラー商品「小岩井 生乳(なまにゅう)100%ヨーグルト」の新商品『脂肪ゼロ』を発売。店頭PRなどを展開し、消費を後押しした。

  そのほか各メーカーでは果物入りやドリンク型などをそろえ飽きずに食べる工夫≠提案している。ヨーグルトを利用した料理レシピも増えているという。
  同社の齊藤淑泰広報担当は「岩手を原点とする企業として1位獲得は非常にうれしい。今後も地域貢献事業を全力で進めていく」と喜びを語った。


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