盛岡タイムス Web News 2016年  6月 25日 (日)

       

■ 希望郷へ夢の助走 国体開催100日前イベント いわてスポーツフェスタ 大山さん(元バレーボール全日本代表)、横澤さん(パラリンピックチェアスキー)と対談

     
  トークセッションで国体成功へメッセージを語る大山さん(左)と横澤さん  
   トークセッションで国体成功へメッセージを語る大山さん(左)と横澤さん
 


 第71回国体(希望郷いわて国体)の100日前イベント「希望郷いわてスポーツフェスタ3」は26日まで、北上市相去町の北上総合運動公園で行われている。初日の25日のメーンイベントの100日前記念講演では、元バレーボール全日本代表の大山加奈さん、2010年バンクーバーパラリンピックの大回転座位に出場したチェアスキーの横澤高徳さんが講演とトークセッションを実施。約300人の観客が集まり、第一線で活躍した2人の話に、スポーツの力を感じた。

 大山さんは「スポーツから学んだこと」と題して講演。東日本大震災の1カ月後、以前も行ったことがある本県の沿岸地域を訪れた際、熱心な誘いを受けてバレー教室を行ったことを振り返った。

  「バレー教室を頼まれ、こんな大変な時にと思ったが、熱心にお願いされて実施した。参加した子どもたちも最初は悩みながらやっていたが、徐々に穏やかな空気に包まれていくのを感じた。その時に、スポーツの持つ力のすごさを感じた」と話した。

  スポーツへの関わり方について「する、みる、ささえる」の三つを紹介。大山さんが高校時代に出場した国体で、開催地で温かい歓迎を受けたことにも触れ「宿泊先の方々も応援してくれ、私たち(選手)だけの大会ではなかったと感じた。たくさんの人の心に残るような大会になればうれしい」と国体成功に向けエールを送った。

  トークセッションでは、両大会の運営に携わるボランティアの役割の大切さも話題になった。横澤さんは「障害者はできることとできないことが決まっている。ボランティア、サポートしてくださる方の力を借りなければならないときがたくさんある。安心して競技に臨める環境をつくっていただいている。皆さん、いろんな思いを込めて国体に臨むと思う。自分も県民の一人として盛り上げていけたら」と話していた。

     
  わんこきょうだいのグッズ作りを体験する参加者ら  
 
わんこきょうだいのグッズ作りを体験する参加者ら
 

  同日はいわて大会の車いすバスケットの本県チームの中心となるラッセル岩手による体験会や、わんこきょうだいグッズの手づくりコーナーも設けられた。

  車いすバスケットを体験した同市の小原奈津子さん(36)は「初めて体験したが、車いすの操作やドリブル、シュートなど体の使い方が難しかった」と体感していた。

  同チーム主将の赤坂裕樹さん(28)は「経験がない人が多く、楽しくやってもらえたのでは。こういった機会を通して少しでも競技について知ってもらいたい。大会本番では、開催地代表として恥ずかしくない、良いプレーを見せたい」と意気込みを語った。


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