盛岡タイムス Web News 2016年  7月 5日 (火)

       

■  〈おらがまちかど〉101 盛岡市 仙北地区 四季折々をかたどって 仙北老人福祉センター 三浦真由美さんの折紙クラブ(相原礼以奈)


     
  6月には七夕飾りを制作。教え合ったり三浦さん(右から2番目)に聞いたりして折り進める  
  6月には七夕飾りを制作。教え合ったり三浦さん(右から2番目)に聞いたりして折り進める
 

 盛岡市立仙北老人福祉センターでは、卓球や歌、ヨガ、華道など、地域の人々によるさまざまなクラブが活動している。その中の一つ「折紙クラブ」には、現在仙北地区在住の11人が所属。月一回、折り紙で季節にちなんだものなどを制作している。

  同クラブの講師は、同市南仙北在住の三浦真由美さん(55)。23年ほど前に叔母からもらった折り紙のくす玉をきっかけに折り紙に魅了され、後に日本折紙協会師範の資格を取得した。2007年、作品が地元の美容院に飾られていたことから、同地区児童センターに依頼されて折り紙教室を開始。その後、老人福祉センターでも教室を開催し、昨年同クラブが発足した。

  同クラブは、仙北地区在住の60歳以上が対象。折り紙を楽しむとともに、指先を動かすことで認知症予防、孫に作って一緒に楽しむという目的もある。地域の文化祭で作品を展示するなど、発表も制作の励みになっている。

  老人クラブの講習会から三浦さんの教えを受け続ける栗原久子さん(82)=同市仙北2丁目=は「先生の人柄が良く、楽しくやっている。次の段階に行くのが楽しみで、やればやるほどやめられなくなる。まだまだ元気に続けたい」と笑顔。

  三浦さんは「みなさん意欲的で、素晴らしい作品も生まれている。私も30年以上仙北町に住んでいるので、何か恩返しをしたいという思いがあった」と話す。三浦さんの母は認知症になって5年半になるが、折り紙でツルを折ることがリハビリになっていると感じている。「別の場所では認知症の人にも折り紙を教えている。そういう点でも役に立てたらと思う」と話している。
   (相原礼以奈)


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