盛岡タイムス Web News 2016年  7月 23日 (土)

       

■ 建学精神の南北交流 盛岡中央高 沖縄尚学高・附中 教育協定校を締結


     
   教育協定校の協定書を取り交わす名城政次郎理事長、龍澤正美理事長(右)  
   教育協定校の協定書を取り交わす名城政次郎理事長、龍澤正美理事長(右
 

 学校法人龍澤学館(龍澤正美理事長)の盛岡中央高(富澤正一校長、生徒1009人)と沖縄県の学校法人尚学学園(名城政次郎理事長)の沖縄尚学高・附属中(名城校長、生徒1999人)は22日、教育協定校を締結した。両校の建学の精神に基づき、豊かな人間性と教養を備えたたくましいグローバル人材の育成という共通の教育目標を達成するため、生徒や職員の相互交流を深める。盛岡市みたけの盛岡中央高で締結式が行われ、龍澤理事長と名城理事長が協定書を取り交わした。盛岡中央高が教育協定校を締結するのは初めて。

  協定の共通目標は▽地域の歴史と文化に裏打ちされた国際社会で範となるグローバル人材の育成に努める▽沖縄尚学高・同附属中と盛岡中央高の生徒および職員間の相互理解と相互交流を深める▽沖縄県および岩手県の友好親善の発展に寄与するの三つ。目標達成のために、相互の学校訪問、共同の教育プログラムの企画・実施、文化活動およびスポーツ活動での交流の促進、学力向上および進学面での情報交換の促進を行う。

  国際化・情報化に対応したグローバルな人材の育成など共通する校風を持つ両校は、盛岡市内で盛岡中央高が開催しているCHUO国際教育フォーラムに連続10年以上にわたって沖縄尚学高の生徒を招待するなど、教育交流を続けてきた。協定の締結により、さらに活発かつ進化した教育交流を図っていく。

  締結式で、龍澤理事長は「沖縄尚学高校は、大学進学、グローバル教育、部活動など全国的に校名をとどろかせているが、特に野球部は春の甲子園で2回の全国優勝を成し遂げている。グローバル教育分野では、日本の高校では数少ない国際バカロレア認定校であり、英語スピーチや英検などで素晴らしい実績を上げている。末永く、両校が教育協定の精神に基づき、楽しく有意義な教育交流を継続していくことを心から期待する」と交流の促進に期待した。

  名城理事長は「こんなに素晴らしい学校と教育協定を結ぶことができ、私どもこそ学ぶことが多くあると感じる。今後ともお互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、本当の教育を推し進めたい。もちろん目の前のことに一生懸命頑張る必要もあるが、人間作り、素晴らしい社会作りに視点を置き、皆さんと一緒に学校全体で頑張っていきたい」と話した。

  盛岡中央高の高橋玲菜生徒会長(3年)は「教育協定が両校のさらなる発展につながるものと確信した。さらに豊かな人間性と教養を備えた、たくましいグローバル人材になることを目指して文化活動やスポーツ活動での交流を重ね、両校の友好親善に努めたい」と協定締結を喜んだ。
 


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