盛岡タイムス Web News 2016年  7月 23日 (土)

       

■ 発祥の地に奉納 盛岡さんさ8月1日から 三ツ石神社に成功祈願


     
  三ツ石神社で行われた奉納演舞  
  三ツ石神社で行われた奉納演舞
 

 8月1日から始まる「第39回盛岡さんさ踊り」の成功と安全を祈願し22日、盛岡市名須川町の三ツ石神社で奉納演舞が行われた。盛岡さんさ踊り実行委会長・谷藤裕明市長や谷村邦久同実行委員長らが出席し、観客約300人が集まった。ミスさんさ踊り5人とミス太鼓連6人は祭りの成功を願いながら、荘厳な境内で華麗な舞と力強い太鼓を披露した。

  奉納演舞は今年で19回目。さんさ踊りの起源となる三ツ石伝説発祥の地で、毎年行っている。

  神職による被災地復興と祭りの成功、安全祈願のおはらいが行われた後、谷藤会長があいさつ。「昨年のパレード参加は258団体、期間中の人出は138万5千人でそれぞれ過去最高記録を更新した。6月の東北六魂祭でも、盛岡さんさ踊りの大群舞に大きな拍手が上がった。県内外の人に盛岡さんさ踊りを堪能してもらえるよう、今年もパレードの安全かつ盛大な開催に努める」と話した。

  つづいてミスさんさ踊りらが奉納演舞を披露。統合さんさ踊りの「福呼(ふっこ)」「七夕くずし」「栄夜差(えやさ)」「12拍子」の4演目を踊り、観客らを魅了した。今年はアケボノ保育園(同市愛宕町)の園児らと輪踊りも行った。

  同市三ツ割の山内絵美さんは「パレードと違う迫力で見応えがあった。見慣れた神社が崇高な場所に見えた」と感激しており、娘の楓子ちゃん(3)は「踊りがきれいだった」と感想を話した。

  三ツ石神社奉賛会の柵山進さんは「今年は天候が良くとても良かった。今年もたくさんの人を魅了してほしい」と、ミスさんさ踊りらに期待した。

  同神社にはさんさ踊りの発祥と言われる伝説がある。農民らを苦しめた羅刹鬼(らせつき)という鬼を同神社の神様が退治し、鬼は境内にある三ツ石に誓いの手形を残した。人々が鬼の退散を喜び「さんさ、さんさ」と踊り、感謝を捧げたことがさんさ踊りの由来となった。
 


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