盛岡タイムス Web News 2016年  12月  2日 (金)

       

■  市民交流とにぎわい創出 ビッグルーフ滝沢 待望のプレオープン


     
  多くの市民でにぎわうビッグルーフ滝沢内のふれあい広場  
  多くの市民でにぎわうビッグルーフ滝沢内のふれあい広場
 

 滝沢市の人と人、人と文化、人と町が交流し生きがい・発見・創造を導く同市下鵜飼の「ふれあいの大屋根」交流拠点複合施設(ビッグルーフ滝沢)=アルビレオたきざわ共同事業体=が1日、プレオープンした。同日、約1千人以上の市民らが来場。大ホールで開いた記念式典で柳村典秀市長ら8人がテープカットし、市内のりんごの森保育園園児などが記念の歌や踊りを披露した。

  柳村市長は「岩手山の稜線をイメージした大屋根の下で市民の皆さんが交流しにぎわいを作っていく。市の伝統行事チャグチャグ馬コをモチーフにした色を配置し、市のアイデンティティーをアピールしながら発展するものと期待する」とあいさつ。4日まで開かれるプレオープンイベントの幕開けを盛大に飾った。

  同施設は地上2階建てで延床面積は6356平方b。総工費は45億5千万円。2014年8月に着工し約2年を掛けて完成した。

  施設はコミュニティセンター、同市湖山図書館、産業創造センターの3エリアに分かれる。コミュニティセンターは、大小の会議室や収容人数約500人の大ホール、クッキングスタジオなどで構成。交流をキーワードに連携した活動が期待される。

  図書館は一般図書数5万冊、児童図書数1万冊を所蔵。5年後までに10万冊の蔵書を見込む。同市公民館にあった旧図書館の2倍以上の面積を持ち、大きな窓に面した閲覧席など開放的な空間となっている。

     
  クッキングスタジオの前で調理を心待ちにする子どもたち  
  クッキングスタジオの前で調理を心待ちにする子どもたち
 


  産業創造センターは、同施設直営のレストランや産直のほか観光案内所も併設。17年4月のフルオープンから営業を開始する予定だ。このほか緊急時には同施設に災害対策本部を置き、地域防災の拠点となる。

  プレオープンから施設内ではさまざまなイベントを開催。クッキングスタジオでは、同保育園の園児がのり巻き作りに挑戦。ガラス張りの室内を見渡せるふれあい広場には、人が途切れることなく訪れ、にぎわいを作っていた。

  麻生岳人施設長は「多くの人が訪れ、期待されていることをうれしく思う。滝沢市のさまざまな魅力を発信し、つなぐ場だと考える。幅広い年齢層の交流の場として盛り上げたい」と意気込みを語った。

  同市穴口の理学療法士の東山裕太さん(28)は家族で訪れた。娘のこころちゃん(3)は「大きくて遊びたいところがいっぱい」とほほ笑み、裕太さんは「広くてきれい。楽器演奏や子どもの部屋など、多くの可能性を感じた」と娘の頭をなでた。

  2日は盛岡ガス主催のクリスマス料理教室などを開催。3日は図書館で小説家・相場英雄さんの講演とサイン会を開く。同日と4日には、地元の劇団ゆうが大ホールこけら落とし講演でミュージカル「プリンセス・マーメイド」を上演。各イベントの問い合わせは同施設(電話656―7811)へ。


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