盛岡タイムス Web News 2016年  12月  5日 (月)

       

■  過去事例を落とし込む 八幡平市 防災マップ全戸配布へ 地域の声反映して作製


     
  八幡平市内に配布する防災マップの冊子版(右)とプランニングマップ  
  八幡平市内に配布する防災マップの冊子版(右)とプランニングマップ
 

 八幡平市は11月、同市版の防災マップを作製した。B4判48nの冊子版1万冊と、A0サイズのプランニングマップ28枚を発行。地元の意見を反映し、2013年9月の台風豪雨浸水区域など過去の災害箇所も記載した。12月中旬から冊子版を市内の9441戸、市内小中高校などへ配布。A0サイズの地図を市内コミュニティーセンターへ配る。

  防災マップは、約3年前から作製を開始。総事業費は630万円。市ではこれまで「岩手山火山災害対策図」を作製し14年9月に、該当地区に再配布していたが、今回は総合的な内容となる。

  記載内容は市内の避難所、土砂災害警戒区域、水位周知河川の浸水想定区域、防災情報伝達ルートなど。市内の消防団36分団単位で地域から意見を集め、地域の防災に関わる区域や危険箇所を調査。想定される災害の予想範囲を色分けし、分りやすさに留意した。

  田村正彦市長は「長い時間がかかったが、防災マップが作製された。過去の災害の例も入れている。マップを見てもらえば、災害時に危険を察知してどこに避難すればいいのか分かる。市民の皆さんに、いざというとき活用してほしい」と話している。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします