盛岡タイムス Web News 2016年  12月  9日 (金)

       

■  岩手118号は「金色の風」 県産米最高級品種へ 名称とロゴマーク発表 全国上位の相対取引価格へ 県南部で作付け デビューは来年秋に


 県は8日、東京都内で、県産米最高級品種として開発された「岩手118号」の名称を「金色(こんじき)の風」に決定したと発表した。ロゴマークも公開された。市場へのデビューは2017年秋が予定されており、同年は作付面積100f、生産量500dの計画となっている。販売先は首都圏や名古屋、大阪を重点エリアに、米穀専門店や百貨店、おいしい米にこだわる料亭などとの取り引きを見込んでいる。

  名称は「黄金文化や『黄金の國』など、本県をイメージさせる言葉で、たわわに実った黄金色の稲穂を連想させる。風は豊かな岩手の風土を表し、日本の食卓に新たな風を吹き込む」イメージが込められているという。

  ロゴは、流線型の金色に彩られた風が、至高を極める米を優しく包んでいる様子を表現。配置された10個の色面に米のおいしさを生み出す10個のポイントを象徴させた。

  「金色の風」の生産環境は特A評価「ひとめぼれ」栽培地域で、特別栽培米の取り組みが盛んな県南部。生産場所は厳選された特A地区内で、県が定める選定基準を満たす生産者が、県策定の栽培マニュアルを厳守して生産。全国最高水準の品質と食味で全国5位以内の相対取引価格を狙う品種を目指す。

  これを機に県産米は、「金色の風」を頂点に今秋デビューした「銀河のしずく」などさまざまなニーズに応える産地として評価を獲得したい考え。

  都内での発表会には達増知事や米卸売業者、飲食店関係者、いわてオリジナル品種ブランド化戦略実線本部構成機関団体の関係者が出席。スペシャルゲストに女優のんさんを迎え、お披露目された。

  達増知事は「県独自に開発した世界レベルのゲノム解析技術、銀河のしずくで実証された育種技術を結集させ、米本来のおいしさを極限まで追及、開発した本県最高級品種。ほどよい粘りとふわりとした食感を併せ持つ米で、冷めても粘りが変わらないのが特徴。おいしいご飯にこだわる人から愛され続けるお米になるよう、関係者一丸となって取り組みを進める」と抱負を語った。


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