盛岡タイムス Web News 2016年  12月  17日 (土)

       

■ 次期管理型最終処分場 年度内に概算学判明 八幡平市平舘 供用は6、7年後


 
 県環境生活部は16日の県議会環境福祉委員会に、八幡平市内に整備される公共関与型次期産業廃棄物最終処分場の基本計画案の概要を示した。この中で全体施設の概要について、事業期間は埋め立てと埋め立て終了後の管理を含めて55年間で、埋め立て容量は約183万立方b、埋め立て面積は約16fとされた。基本計画は2017年3月までに策定される。基本設計も年度内に出来上がり、事業費の概算額も判明する見込み。

  施設の概要によると、施設の種類は管理型最終処分場(オープン型)で、場所は八幡平市平舘第2地割地内。事業期間55年間のうち埋め立ては45年、埋め立て終了後の管理は10年とされる。埋め立ては3期に分けられ、1期当たり15年。埋め立て容量約183万平方bも計3期で、1期当たり約61万立方b。

  スケジュールでは17年度から周辺環境整備や本体工事に着手。18年度まで環境影響評価を実施。供用開始時期は、現在稼働中の施設の埋め立て終了時期と調整の上、22〜23年度と見込まれる。

  主な施設は▽貯留えん堤▽遮水工▽浸出水処理施設▽防災調整池▽洗車設備▽飛散防止設備▽緑地帯▽管理棟など。

  次期最終処分場については、1995年から運用している、いわてクリーンセンター(奥州市江刺区)の埋め立て終了時期の到来に備え、県が検討を開始した。2013年3月に整備基本方針が策定され、候補地選定が行われた。

  15年2月に整備予定地の受け入れを八幡平市に要請。同3月に県と同市の間で確認書が締結された。同9月にはクリーンいわて事業団が事業主体に決まった。同事業団が現在、基本計画を検討しており、成案化を前に概要が県議会に示された。

  整備に当たっては▽いわてクリーンセンターの理念継承▽異常気象などに対応可能な安全性の確保▽周辺環境の安全への配慮▽安全性などを確保しつつ無駄のない経済合理性▽災害廃棄物の受け皿を基本理念として、検討が行われている。


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