盛岡タイムス Web News 2017年  3月  18日 (土)

       

■ 雫石町の小学校統合 3地区全てで決まる


 

     
  18年4月開校に目標を定めて動き出した西山地区の統合準備委員会  
  18年4月開校に目標を定めて動き出した西山地区の統合準備委員会
 

 雫石町立小学校の統合に関わる西山地区小学校統合準備委員会(大宮惇幸委員長)は16日夜、同町長山西寄内の西山公民館で8回目の協議を開き、西山地区の統合先を下長山小、統合時期は2018年4月を目指すことに決めた。委員は上長山小、下長山小、西根小の3校の児童保護者で話し合った意見を尊重。統合の条件として教室の改修拡張工事など4点を要望する。これで、4月1日開校の御所小を含む統合対象の小学校がある御所、御明神、西山の3地区全ての統合先校舎と時期が決定。吉川健次教育長は「要望を尊重して進めたい。きょう決まった方向性で、西山地区の子どもたちのために今後もよろしくお願いしたい」と述べた。

  委員は、統合先の小学校へ通学する児童の保護者の意見を第一に考え結論を出した。2月末に開いた統合準備委後、3校の保護者で統合先について協議を重ねてきた。

  3校は全て、統合により何らかの改修工事を必要とする。前回までの統合準備委では、最も改修工事が少ないとされる上長山小を推す意見と、町が示した小学校適正配置基本計画で統合先とされた下長山小を推す意見とに分かれ、平行線をたどっていた。

  保護者の協議に加わった委員の報告によると、上長山小が統合先となった場合は通学時間の短い雫石小に転校すると考える保護者もいたという。児童が離れ離れとなる可能性があり、委員は意見を受けて保護者の思いを尊重。下長山小の駐車場の拡張、教室の拡張、ランチルームの拡張と学童保育整備の四つを条件に、統合先を下長山小とすることで一致した。

  統合時期は、校舎の改修工事期間を考慮して19年4月とする案もあった。工事の規模によって期間が変わる可能性があるため、18年4月開校を目標として調整することとした。

  大宮委員長は「きょうで結論を出したいと考えていた。要望事項に出された改修工事を進めてほしい。将来、町内の小学校が全て統合された場合も考えて小中一貫校の構想も考える時期かもしれない」と所感を述べた。

  校舎と時期は深谷政光町長に報告後、総合教育会議で正式に決定する。今後は新たな小学校の校名などを専門部会に分かれて検討。4月以降に開く統合準備委で進め方を話し合う予定だ。
 


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