盛岡タイムス Web News   2017年  7月  7日 (金)

       

■  盛岡市のごみ収集 具体施策へ地区別データ 運搬体制見直しで 23単位で排出状況など


 盛岡市は2017年6月から旧盛岡市域(都南、玉山地域除く)で開始した、家庭ごみ地区別収集運搬体制の見直しによって得られた地区別データを活用して、ごみ減量に向けた具体的な施策を地区ごとに提案する取り組みを始める。旧市域の23のコミュニティー推進地区単位で、可燃ごみ、不燃ごみ、各資源ごみの排出状況などを把握。地区ごとの傾向に合わせたごみ減量施策の推進につなげる。6日の盛岡市ごみ減量資源再利用推進会議で市環境部が説明した。

 市では、17年3月策定の市一般廃棄物処理基本計画で、資源を除く家庭ごみの排出量を中間目標年度(21年度)までに1人1日当たり5%(約25c)削減、計画目標年度(26年度)までに10%(約50c)削減、事業系ごみ排出量を中間目標年度までに5%(約2150d)削減、計画目標年度までに10%(約4300d)削減を掲げる。

  一方で、16年度までのごみ総排出量の現状は、数値目標が未達成の状況が続く。

  従来のデータでは市全域のごみの現状しか分からず、各地区の問題として捉えてもらえなかった。より自分の住む地区の実態に近い地区別データを示すことで、ごみの問題を地区ごとの問題として実感してもらう。地区別データに加え、16年度から実施中の分別状況の調査データも用いて、各地区ごとの傾向に合わせたごみの減量施策を提案することが可能になる。

  市は、地区別データの分析などから、ごみ排出状況における中間目標年度の目標達成率との比較、ごみ組成分析の結果、可燃ごみの分別の徹底状況などの評価、今後取り組むべき具体的な取り組み内容を示して、地区へフィードバックする。

  17年度は6、7、8月の3カ月分の地区別データを集計し、18年2月の市ごみ減量資源再利用推進会議に示すとともに、18年7月以降にきれいなまち推進懇談会、ごみ減量資源再利用懇談会などを通じて地区ごとの評価を公表していく。市ホームページや広報などでも地区名を公表して1人当たりのごみ排出量などを示すことで、ごみ減量の啓発につなげていく。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします