盛岡タイムス Web News   2017年  7月  9日 (日)

       

■ 県境越え友情深める 秋田岩手 恒例のおとなの運動会 雫石町で約80人が白熱

     
  デカパン競走などユニークな種目に老若男女が挑む秋田岩手おとなの運動会  
   デカパン競走などユニークな種目に老若男女が挑む秋田岩手おとなの運動会
 


 第7回秋田岩手おとなの運動会(同実行委員会主催)は8日、雫石町上野沢の町御明神公民館で開かれた。秋田県仙北市と雫石町などから最年少の5歳を含む約80人が参加。「枝豆飛ばし競走」や「デカパン競走」などユニークな7種目で熱戦が繰り広げられた。老若男女が一緒に大声で笑い、汗を流したり元気に体を動かしたり。県境を越えた友情を深めた。

 種目は秋田、岩手のチーム対抗戦。種目ごとに1位が1点、4位が4点など、合計得点の少ないチームが優勝する仕組み。会場には門脇光浩仙北市長、米澤誠雫石町副町長らも姿を見せた。

  「お国言葉解読競走」では、秋田、岩手各チームが地元の方言で作られた文章をお題として出し合い、より適切な標準語訳をしたチームが勝ちを収めた。ユニークな誤訳に大爆笑する場面もあった。

  雫石町長山川母渕の伊東昭子さん(67)は「岩手からのお題が秋田の方には難しかったと思う。私たちは分からない言葉がなかった」と話していた。

  町中央公民館事業イケてるおやじとマダムの会メンバーに誘われて、今回初出場した。「早さだけを必要としない、器用さも必要な見たことのない種目がたくさん。やみつきになりそう」と笑みがこぼれた。

     
   
 
神経を研ぎ澄まし目・脳・手連動競走
 


  「目・脳・手連動競走」は、お膳の上の大豆と小豆各10個、ジャガイモ2個を別のお膳に割り箸を使って移す早さが競われた。途中、制限時間が短くなるなどルール変更はご愛嬌(あいきょう)。秋田チームはこつを覚え、リードした。

  デカパン競走は2人1組で、大きな半ズボンを着用して風船をはさみコースを回った。二人の息が合わず前に進めなかったり、着用までに時間を掛けすぎたりするペアも。

  最終種目の「お化け競走」は、用意された衣装やかつらの中から、直前に提示されたテーマに添って仮装。秋田、岩手の仮装の素晴らしさが会場からの拍手で競われた。

  岩手チームが用意した料理で昼食を取ると、次は学芸会。それぞれ趣向を凝らした踊りを披露した。

  仙北市の金谷優さん(67)は「雫石とは日頃からさまざまな交流をしている。運動会はお年寄りから子どもまで楽しめて良い交流。互いにおもてなしし合っており、来年の秋田では会場近くのクニマスを紹介する田沢湖未来館を紹介したい」と今から楽しみにしていた。

  仙北市の佐藤和志実行委員長は自らも各種目に出場。お化け競走では「銀座のママ」のテーマでドレスアップし、「妻には見せられない」と照れ笑い。

  「公式イベントではなく、民間や一般住民が有志で参加し、交流する草の根の活動。普段顔を合わせない者同士のこうした取り組みが一番の地域おこしになると思う。笑えるのは良いことで健康にも良い」。
  毎年両県交互に開かれている。来年は運動会の出発点となった、仙北市田沢湖の「思い出の潟分校」で開かれる予定。


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