盛岡タイムス Web News   2017年  7月  12日 (水)

       

■  黄金文化の風薫る 紫波町五郎沼 古代ハスが開花


     
  開花した紫波町の古代ハス  
 
開花した紫波町の古代ハス
 

 紫波町南日詰箱清水の五郎沼ほとりの整備池で古代ハスが開花した。2002年に平泉町の中尊寺からの株分け第1号として、奥州藤原氏とゆかりある同地に根付いている。例年、8月中旬までピンク色の華麗な大輪が見られる。

  この古代ハスは、箱清水地区の住民が全戸加入している組織「史跡五郎沼愛護会」(箱崎勝之会長)が保護しており、整備池周辺の草刈りや、水中の枯草の除去などをしている。咲き始めは8日ごろで例年並み。毎年、町内外から多くの人が足を運び眺めて楽しむ他、早朝から昼前までに花開く様子を撮影するカメラマンも多く訪れるという。

  五郎沼は奥州藤原氏の血を引く比爪一族が、統治のため現在の町立赤石小と周辺に築いた比爪館の南方に接する。藤原清衡の四男、清綱の子の五郎季衡が遊泳していたことが、沼の名称の由来といわれる。

  箱崎会長は「今年も無事に咲いてくれた。また、たくさんの人が足を運び、楽しんでもらえれば」と話した。


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