盛岡タイムス Web News   2017年  7月  24日 (月)

       

■  23日大雨 盛岡市玉山、米内など避難勧告 雫石で7月の降水量(24時間)更新


     
  降り続いた雨で増水する北上川(館坂橋付近、23日午後2時ころ)  
  降り続いた雨で増水する北上川(館坂橋付近、23日午後2時ころ)  

 県内は23日、前線が東北地方に停滞し、前線上を低気圧が通過したため、各地で大雨となった。降り始めからの24時間降水量は、雫石町葛根田219_をはじめ、滝沢183・5_、雫石163_などで7月の観測史上最大を記録。薮川では149_で観測史上最大となった。大雨に伴い、河川の氾濫の恐れがあるため盛岡市で避難勧告が発令されたほか、同市、八幡平市、矢巾町、雫石町などで避難準備・高齢者等避難開始が発表され、各地で避難所が開設された。盛岡地方気象台によると、24日も前線が東北地方に停滞するため、曇りで県南部を中心に雨の降るところがある見込み。

 県総合防災室によると、午後3時現在、人的被害はなく、建物被害は床下浸水が滝沢市1件、雫石町1件、二戸市2件。道路関係では国道46号で雫石町の道の駅雫石あねっこから秋田県側の仙岩情報ステーション前まで、町道上町真賀喜線の雫石大橋などが一時通行止めとなった。県道雫石東八幡平線、県道西山生保内線、県道国見温泉線、花巻雫石線で通行止めが継続中。

  鉄道関係では、秋田新幹線が盛岡駅と秋田駅間で終日運転を見合わせた。JR山田線、JR北上線も全線運転見合わせ。IGRいわて銀河鉄道は運休や遅れが発生し、JR東北線、JR田沢湖線は一部が運休した。ライフラインは、盛岡市、紫波町、宮古市、山田町で停電が発生した。

  23日の大雨で、各地で河川の水位が上昇。盛岡市の米内川周辺、古舘川周辺では増水の危険性が高まり、避難勧告が出された。松川に架かる石花橋は、午前6時過ぎに通行止めとなった。古川橋では一時水位が2・84bと避難判断水位(2・70b)を超え、氾濫危険水位(3・10b)に迫ったほか、船田橋で避難判断水位を超える2・87b、館坂橋で避難判断水位に迫る2・42b、紫波橋でも避難判断水位に迫る4・01bとなった。

  北上川ダム統合管理事務所によると、御所ダムは午前5時10分に最大流入量の毎秒1391立方b、四十四田ダムでは午後1時50分に同671立方bを記録。ダムへの流入量は減少傾向にあるが、下流河川では水位の高い状況が予想される。


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