盛岡タイムス Web News   2017年  8月  3日 (木)

       

■  13階建てマンション計画 中心市街地活性化計画エリア内 国と市の補助で再開発 盛岡市中央通3丁目 来年2月着工96戸


     
  分譲マンションが建設される旧共済ビルなどが並ぶ土地  
  分譲マンションが建設される旧共済ビルなどが並ぶ土地
 

 盛岡市中央通3丁目のプラザ中央通(旧共済ビル)やガラス店などが並ぶ1425平方bの土地を更地化し、13階建て分譲マンションを建設する再開発計画が進んでいる。中心市街地活性化計画エリア内として、国の優良建築物等整備事業を活用して国と市から補助を受け、2018年2月に着工する。19年秋までに96戸が入るマンションを完成させ、中心市街地の居住・労働・消費人口の増加につなげる。

  開発する場所は、同市の中央通2丁目交差点に面した旧共済ビル(一部10階の地上8階、地下1階建て)を含めたL字型の土地。地権者の中央住宅産業、谷地舘ガラス店、きょうさいライフが再開発のために「同市中央通3丁目地区再開発ビル建設協議会」を立ち上げ、16年に東京都の大手不動産会社タカラレーベン(島田和一社長)に事業の施行を委託した。同社が岩手でマンションを建設するのは初となる。同社のマンションシリーズ「LEBEN」(1階テナント、2〜13階住宅)と立体駐車場(48台)を建築する予定で、総事業費は約36億円を見込む。解体工事は6月19日から始めており、年度内にマンションの販売を開始する。

  市は大通、内丸、中央通などの「大通コアエリア周辺」の通行量の増加、活性化を促すとしてこの計画を支援。2人以上の地権者が共同ビルを建設する「共同化タイプ」の再開発事業として土地整備費、共同施設整備費など補助対象項目の最大3分の1を、国と共同で補助する。事業期間は16〜19年度。

  15年に同交差点の南東側に建設されたマンションも、同様の補助事業を受けて建設。市によると、マンションが完成した15年の大通コアエリア周辺の人口は103人増加。中央通を挟んだ同マンションの向かい側には、ビジネスホテルが建設される予定だ。

  市都市整備部市街地整備課の佐藤秀公課長は「住みやすく買い物がしやすいコンパクトシティ化の推進と市街地の発展に貢献する事業。交差点を軸とする新たなにぎわいの拠点になってほしい」と期待していた。

  優良建築物等整備事業とは、土地の合理的な利用や空地などの整備によって良好な市街地環境の形成を図るもの。一定の要件を満たす建築物などの整備施行者を補助する。


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