盛岡タイムス Web News   2017年  8月  10日 (木)

       

■  盛岡大附 初戦突破 作新学院(栃木)の連覇阻む 全国高校野球選手権1回戦 初回失点も逆転勝ち 次戦は松商学園(長野)と15日


     
  試合後、笑顔で握手を交わす盛岡大附の選手たち=佐々木貴大撮影  
  試合後、笑顔で握手を交わす盛岡大附の選手たち=佐々木貴大撮影
 

 第99回全国高校野球選手権(日本高野連など主催)は9日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦4試合が行われた。本県代表の盛岡大附は第1試合で昨年の優勝校、作新学院(栃木県代表)と対戦。好機を確実に生かして加点し、守っては先発平松の好投に野手陣も無失策の守りで応え、4―1で勝利した。

  1回表、盛岡大附先発の平松は制球に苦しみ、2死満塁から暴投で1点を失う。2回表には四球で先頭を出すも、続く打者を併殺、三振に取って流れを渡さない。

  守備で流れをつかんだ盛岡大附は2回裏、6番小林が内野安打で出塁。小林の2盗塁などで好機を広げ、2死一、三塁から9番臼井が左前に適時打を放ち同点とする。

  味方の援護を受けた平松は、徐々に調子を上げる。テンポよく内角を攻める投球がさえ、5回表は三者連続三振を奪うなど、作新学院に付け入る隙を与えない。

     
  盛岡大附は5回裏、暴投の間に三塁走者臼井が生還し、勝ち越しに成功=佐々木貴大撮影  
  盛岡大附は5回裏、暴投の間に三塁走者臼井が生還し、勝ち越しに成功=佐々木貴大撮影
 

  5回裏、盛岡大附は9番臼井の内野安打、1番林の右前打で1死一、三塁の好機を迎える。ここで相手バッテリーのミスを突き、三塁走者臼井が勝ち越しのホームに滑り込む。さらに2番大里の右前打などで2死一、三塁の好機を作ると、4番比嘉が右中間に適時二塁打を放ち4―1と突き放した。

  8回裏には3番植田、4番比嘉の連打などで1死満塁の好機を作るも、後続を断たれ得点はならない。

  走者を出しながらも、要所を締める投球を見せた平松。9回表には2死から四死球で満塁の窮地を招くも、1番相原を右飛に打ち取って試合を決めた。平松は9回136球を投げ1失点、奪った三振は9個、被安打はわずか2本。気迫あふれる投球で作新学院打線を封じた。

  盛岡大附は春夏連続で前年優勝校に勝利。2013年春、14年夏、16年夏、17年春に続く、甲子園の出場5大会連続の初戦突破を果たした。また、県勢として夏の甲子園での初戦突破は5年連続となる。

  次戦は大会8日目の15日。第1試合(午前8時開始)で松商学園(長野県)と2回戦を戦う。

  ■関口清治監督

  非常に苦しい試合だった。バッテリーを中心に、よく最少失点で切り抜けてくれた。攻撃では10安打を放ったが、8回裏などは点を取らなければいけないイニングだった。きょうは守りの勝利。選手はよく体も動いていたので、次の試合へ、もっと調子を上げていきたい。

  ■比嘉賢伸主将

  昨夏の王者が相手だったが、気持ちでは負けていなかった。岩手県で負けた高校球児のためにも、一試合でも多く甲子園で試合をしたい。



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