盛岡タイムス Web News   2017年  8月  25日 (金)

       

■  不通区間 11月中に再開 JR東盛岡支社 山田線上米内―川内間


 JR東日本盛岡支社は24日、宮古市門馬のJR山田線松草―平津戸間で発生した列車脱線事故で運休となっている上米内―川内間について、11月中に運転を再開させる見通しを示した。

  盛岡市のJR盛岡支社ビルで、同支社の吉田幸夫設備部長が復旧工事の進捗(しんちょく)状況を説明。崩壊した斜面の下部を安定させるため、7月中旬から地中にアンカーを挿入して地表に重圧板を設置する工事を進めており、22日現在で進捗率は41・8%という。工事は順調で、天候不順などによる工事の遅れを見込んでも「11月には運転を再開させたい」とした。

  東北森林管理局施工の上部斜面の安定工事は既に終了。JR東日本施工の下部斜面安定工事のうち、余分な土砂や脱線車両を撤去する工事は完了している。斜面下部へのアンカーは計146本打ち込む計画。その後、表面の植生工事や新しい線路の敷設、電気系統の整備、運休している上米内―川内間の点検などを進めた上で運転再開となる。

  運転再開のめどが付いたことについて吉田部長は「1年8カ月にわたる列車運休となり、お客さまや地域の方々に迷惑を掛けた。心からおわびしたい。しっかり(運転再開の)約束を守れるよう頑張っていくので、ご理解を願いたい」と話した。

  事故は2015年12月、普通列車1両が崩れた土砂に乗り上げて脱線。運休の上米内―川内間はバスで振り替え輸送している。


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