盛岡タイムス Web News   2017年  9月  4日 (月)

       

■  盛岡と岩手で図柄 地方版ナンバープレート 来秋から交付開始 デザイン案を広く募集 国土交通省 地域への愛着と発信力


 国土交通省では、自動車のナンバープレートの多角的な活用を図る観点から各地域にちなんだ特色ある図柄の提案による地方版図柄入りナンバープレートを2018年秋から交付開始する。導入に先立ち、市民や県民に広く関心を持ってもらうため、県と盛岡ナンバーを構成する盛岡広域5市町の両地区が合同で9月24日までデザイン案を募集している。図柄は、「岩手」「盛岡」のナンバーの地域名表示ごとに1種類で、寄付金の有無により、フルカラーとモノトーンが選択可能となる。

  自動車のナンバープレートをめぐっては、ご当地ナンバーの導入などの取り組みが進められてきたが、さらに地域の特色や豊富な地域資源、地域のイメージなどをナンバープレートに掲載することで、県内や盛岡地域の地域・観光振興や地域の連携強化、一体感の醸成などにつなげることが目的。

  対象となる車種は、登録自動車(自家用または事業用)、二輪を除く軽自動車(自家用)で、新車のみならず、既存のナンバープレートからの付け替えも可能。交換費用は、普通自動車が8800円(消費税非課税)、軽自動車が9504円(消費税課税)を見込む。このほかに1千円から最大で100万円までの寄付金を加えることで図柄がフルカラーとなる。

  寄付金は、国が新たに指定する公益財団法人を通じて導入地域に配分され、導入地域においては構成市町などで組織する協議会などが交通サービスの改善、観光振興方策など寄付金を充てる事業を決める。

  盛岡ナンバーを構成する盛岡市、八幡平市、滝沢市、紫波町、矢巾町では地方版図柄入りナンバープレートの導入について協議を重ねてきた。17年4月には導入検討のためのアンケート調査を県と共同で実施。調査の結果、盛岡ナンバーで55%、岩手ナンバーで54%が図柄入りに賛成した。

  作品応募に当たっては▽各ナンバー地区の地域イメージを表現していること▽ナンバープレートの書体や大きさなどを変更せず、視認性が十分確保されること▽著作権を侵さず、公序良俗に反する恐れがないこと―が条件になる。

  作品は、デザイン専用ソフト「イラストレーター」、手書き、ワード、その他の画像処理ソフトなどで作成したデザイン。1人につき複数作品の応募が可能。10月中旬に学識経験者やデザイナーなどで構成する選定委員会で、複数の候補デザインを選定。県民投票で提案デザインを決定し、11月下旬に国土交通省へ提案する。最優秀作品の応募者(岩手、盛岡ナンバー各1人ずつ)には、岩手の特産品セットを贈呈する。

  応募方法は、電子申請の場合は県電子申請・届出システム(http://s-kantan.com/pref-iwate-u/)から、郵送の場合は郵便番号020―8570、岩手県盛岡市内丸10の1、岩手県政策地域部地域振興室交通担当まで。応募に関する詳細は、県のホームページ(http://www.pref.iwate.jp/koutsuu/index.html/)で確認できる。問い合わせは、県政策地域部地域振興室(電話629―5206)。 


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