盛岡タイムス Web News   2017年  12月  15日 (金)

       

■  紫波、矢巾、雫石で拡大 県森林審議会 松食い虫被害は北上


 県森林審議会は14日、盛岡市中央通1丁目のエスポワールいわてで行われた。各部会報告が行われ、松くい虫対策部会は被害防止区域の変更案を報告。変更案に盛岡近郊市町は含まれなかったが、紫波町と矢巾町、雫石町では被害が拡大しており、県は今後、区域の見直しを進める考え。

  松くい虫対策部会の報告では、一関市と平泉町の松くい虫被害防除区域の変更案が示された。一関市では被害が拡大したため、高度公益機能森林7fを被害拡大防止森林8fに変更。平泉町は森林簿の見直しにより、高度公益機能森林の一部面積を変更した。

  県によると、松くい虫被害は2016年度の19市町から17市町に減少。しかし、17年度に新たに一戸町で被害が確認されるなど徐々に北限が上がり始めている。県は被害の発生が続く雫石町を被害量が増加しつつある隣接地域として指定し、被害に対応する方針。被害が拡大している矢巾町、紫波町も区域の見直しを検討する。

  県はこれまで、被害の翌年度の6月20日までに被害木を駆除。被害木の有効活用として、木質バイオマスに活用するなどのガイドラインを策定している。

  審議会ではこの他、県南西部の北上川中流地域森林計画案など3議案を審議採決した。


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