盛岡タイムス Web News   2018年   4月  1日 (日)

       

■ 盛岡市中央公民館 大規模改修で休館 21年度に新装開館 老人福祉と複合施設へ

     
   
 
大規模改修のため休館した盛岡市中央公民館
 


 盛岡市愛宕町の盛岡市中央公民館は1日から、大規模改修工事のため休館する。期間は2年間で、改修後は愛宕山老人福祉センターとの複合施設となり、2020年4月にリニューアル開館予定。休館期間中は本館、別館ともに貸館を行わず、図書室、館内の飲食店、駐車場も閉鎖する。庭園は入り口を愛宕山側に限定し、午前9時から午後3時までの公開となる(土日祝日、年末年始を除く)。工事状況によっては臨時的に全面封鎖することもあるという。

 1980年の開館以来、初の大規模改修。建物内外の補修、建具や冷暖房設備、電気設備類の交換などを行い、より快適で機能的な公民館を目指す。利用者からの要望に多かったトイレの洋式化や、照明を明るくするなどの内容も盛り込まれた。現在の第1企画展示室部分に老人福祉センターの機能が入り、第2展示室は展示室や会議室として利用できる部屋となる。

  2017年度の本館・別館の実施設計費は4933万1千円。18年度の第2企画展示室の実施設計費は660万円、本館・別館工事の監理費1300万円、工事費は8億5200万円。いずれも概算で、19年度も18年度と同程度の見込み。工事は6月の市議会での議決を経て、早ければ7月にも開始する。

  同館は17年度時点で、合唱団など62団体が活動拠点として利用している。各種勉強会や展覧会、茶会、コンサートなども開かれてきた。同館では休館にあたり16年度末から、利用団体に対して他の公共施設の空き状況の資料を提供するなど対応してきた。吉田尚館長補佐は「独自に代わりの練習場所を探した団体もあり、皆さんに頑張っていただいた」と振り返る。

  同館を会場とする講座は休止。不来方大学院(高齢者の生きがい学習講座)の主会場を都南公民館に移すなど、別施設で継続する事業もある。今後、職員らは同館内で業務を行い、6月ころに盛岡市役所肴町分庁舎に移動する。当面の問い合わせは同館で受ける。吉田館長補佐は「たくさんの方々に愛されている公民館なので休館するのは心苦しいが、きれいな公民館を使ってもらえるよう、工事を進めていきたい」と話した。


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