盛岡タイムス Web News   2018年   5月  2日 (水)

       

■  歴史ある建物との競演 ヤエベニシダレヒガンザクラ 早くも満開、一般公開 米内浄水場


     
  ヤエベニシダレヒガンザクラが満開を迎え大勢の人でにぎわう米内浄水場  
  ヤエベニシダレヒガンザクラが満開を迎え大勢の人でにぎわう米内浄水場
 

 盛岡市上米内の米内浄水場のヤエベニシダレヒガンザクラが1日、満開となった。今年は昨年よりも4日早い、4月26日に開花。1日の盛岡の最高気温は24・2度と6月下旬並みの暖かさとなり、花もきれいに咲きそろった。大型連休後半は、天気の崩れも心配されることから、同日は平日にもかかわらず、午前中から大勢の人が来場して見頃を迎えた桜を楽しんでいた。開花時期に合わせた一般公開は、6日までの午前9時から午後6時まで行われる。

  同浄水場のヤエベニシダレヒガンザクラは、市の上水道創設を記念して1934年に9本の若木が植樹され、以来、枝分けや記念植樹などで現在は33本となっている。75年には市の保存指定樹木指定され、制度廃止に伴い2015年に景観重要樹木に指定されている。緩速ろ過池、ろ過池調整室など、国有形文化財に登録された歴史ある施設と桜を同時に楽しめ、例年2万人以上が訪れる人気となっている。

  樹齢が90年近い木も多い、同浄水場のヤエベニシダレヒガンザクラ。幹から放射状に伸びた枝振りも見事で、垂れ下がった枝の先にソメイヨシノよりも少しピンクがかった花が見事に咲き乱れる。場内では濃いピンク色のハナモモも同時に見頃を迎えており、来場者は淡いピンクと濃いピンクのコントラストも味わっていた。

  盛岡市内から訪れた八幡忠男さん(77)、蓉子さん(73)夫妻は「夫婦で来たのは何十年ぶりだが、花の量も以前よりも多く見え、きれい。きょうは、浄水場に勤めていた近所の人に見頃だよと言われてきた。シダレザクラは、優しい色なので、とても気持ちが和む」と満開の桜に見とれていた。

  同浄水場の三浦孝洋場長は「毎年2万人を超える方が訪れ、県内外にも広く親しまれている桜。米内浄水場の歴史ある建物と樹齢約90年のつややかで、かれんなヤエベニシダレヒガンザクラのコントラストを見てほしい」と呼び掛ける。


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